『メランジュ 詩と散文』の詳細情報

メランジュ 詩と散文
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タイトル メランジュ 詩と散文
サブタイトル
著者 [著者区分]■ポール・ヴァレリー [著・文・その他]
■鳥山定嗣 [翻訳]
出版社 幻戯書房 レーベル ルリユール叢書
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 352p Cコード 0398
発売予定日 2024-08-26 ジャンル 一般/全書・双書/外国文学、その他
ISBN 9784864883047 判型 46変形
内容紹介
定型韻文詩、自由韻文詩、自由詩、散文、散文詩を混在させ、挿絵とテクストを混淆させた詩人ヴァレリーの精神としての書物――「雑纂」「断章」の文学ジャンルの系譜を、新たな書法(エクリチュール)で切り開く〈散文と詩の混淆(メランジュ)〉。ヴァレリー自身の手による銅版画挿絵入り初版本新訳の決定版。
目次
著者略歴(ポール・ヴァレリー)
(Paul Valéry 1871–1945)
フランスの詩人・批評家。南仏の港町セットに生まれ、若き日にルイスやジッドと出会い、モンペリエ大学法学部を卒業後パリに上京。マラルメに親炙する。1892年「ジェノヴァの夜」に象徴される青年期危機を経て文学放棄を決意。「テスト氏との一夜」発表後、長きにわたる沈黙期に入る。1917年『若きパルク』とともに詩作復帰して以後、『魅惑』や『ユーパリノス』などを相次いで発表。後半生は、アカデミー・フランセーズ会員、国際知的協力委員会フランス代表を歴任するとともにコレージュ・ド・フランスで「詩学」講座を担当するなど幅広く活躍した。
著者略歴(鳥山定嗣)
1981年、愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学後、同研究科で博士号(文学)取得。現在、京都大学大学院准教授。専門はポール・ヴァレリー。著書に『ヴァレリーの『旧詩帖』――初期詩篇の改変から詩的自伝へ』、共編著に『愛のディスクール――ヴァレリー「恋愛書簡」の詩学』、共訳書にミシェル・ジャルティ『評伝ポール・ヴァレリー』(以上、水声社)、クリスチャン・ドゥメ『三つの庵――ソロー、パティニール、芭蕉』(幻戯書房)がある。
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