『修羅の花』の詳細情報

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タイトル 修羅の花
サブタイトル
著者 [著者区分]生島マリカ [著・文・その他]
出版社 鉄人社 レーベル 鉄人文庫
本体価格
(予定)
860円 シリーズ
ページ数 320p Cコード 0136
発売予定日 2024-07-24 ジャンル 一般/文庫/社会
ISBN 9784865372809 判型 文庫(A6)
内容紹介
 実家は大阪の繁華街で宝石商を営んでいた。13歳でストリートチルドレンになった。最終学歴、小学校卒業。北新地や銀座でホステスになった。3度の癌と4度の離婚も経験経験した――。
 死ぬこと以外のすべてと闘いながら、それでも生きることをやめなかった著者が見てきた世界は、現代社会よりもっと男が男でいた時代。   
 映画「マルサの女2」のモデルとなった事件の詳細から、山口組トップ、伝説の経済ヤクザの息子、伝説のホストらの逸話まで、戦後の日本を底から押し上げた激動の昭和を生きた男たちの知られざる姿がここに! 文庫版オリジナル原稿として、組織から足を洗ったヤクザの、その後の生き様を書いた終章「空の味」を収録。
目次
はじめに
第一章 神戸の社長とその仲間
第二章 立ちんぼうのボス
第三章 マルサの事件 
第四章 ボスの長男
第五章 歌舞伎町の鬼
第六章 空の味
おわりに
著者略歴(生島マリカ)
1971年2月に印中露韓のルーツを持つ裕福な両親のもと日本で生まれ、多忙な両親に代わり住み込みの乳母に育てられた在日2世。13歳のとき、実母が他界した直後に父の再婚により継母から生家を追われるかたちでストリートチルドレンとなった。公園や工事現場で寝泊まりしつつ残飯で生き延びる。街で拾われた大人に巻き込まれ、映画「マルサの女2」のモデルとなった事件の当事者であり伊丹十三が自ら取材して作品を制作した。街で漂流しながらホステス、秘書、モデルの職に就く。モデル時代は荒木経惟に発見され自伝を書くよう強く勧められる。40歳から文章を書き始め50歳より歌い始めた。3度の癌と4度の離婚を経験する真言宗僧侶の顔もあり、一児の母でもある。
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