『ヨーロッパ古楽旅行 ~歴史・音楽・街歩き ~ 』の詳細情報
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タイトル |
ヨーロッパ古楽旅行 |
サブタイトル |
歴史・音楽・街歩き |
著者 [著者区分] | 渡邊 温子 [著・文・その他]
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出版社 |
アルテスパブリッシング |
レーベル |
Booksウト |
本体価格 (予定) |
2400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
344p
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Cコード |
1073 |
発売予定日 |
2025-04-25 |
ジャンル |
教養/単行本/音楽・舞踊 |
ISBN |
9784865593099 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
音楽のふるさとへタイムスリップ!
フィレンツェ、ドレスデン、プラハ、ロンドンから、ベネディクトボイエルン、さらには北京まで──
歴史と旅をこよなく愛するチェンバロ奏者がご案内!
フィレンツェ(イタリア)、ドレスデン(ドイツ)、プラハ(チェコ)、パリ(フランス)、ロンドン(イギリス)、マドリード(スペイン)などヨーロッパの名都から、サンクトペテルブルク(ロシア)、ベネディクトボイエルン(ドイツ)、さらには北京まで、歴史と旅をこよなく愛するチェンバロ奏者の案内で、ひと味違った音楽旅行に出かけませんか。
王宮や城、聖堂や修道院を訪ねれば、そこは中世・ルネサンス・バロック音楽の世界。
『古楽でめぐるヨーロッパの古都』の著者が送る音楽紀行エッセイ第2弾!
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目次 |
まえがき
第1章 フィレンツェ[イタリア] 市民が育てた芸術の都
朝日を浴びるドゥオーモ
「花の聖母」大聖堂
献堂式の音楽
ルネサンスが花開いた理由
アルテとオルサンミケーレ教会
塔のある邸宅と町楽師たち
讃美歌を歌う会
托鉢修道会と市民の信心
ラウデージ信徒会の発展
ロマネスクの聖堂
メディチ家の登場
ロレンツォとイザーク
メディチ家追放とカントーリ解散
作品が残っていないオルガニスト
ルネサンスからバロックへ
文芸サークルとインテルメディオ
オペラの誕生
ピッティ宮殿
第2章 ドレスデン[ドイツ] エルベ川のフィレンツェ
エルベ川のフィレンツェ
プラハ通りを通って
ドレスデンの街の成立
宮廷楽団の由来
プロテスタントの牙城ザクセン
ヴァルターの貢献
聖母教会とバッハ
ドレスデン城
ドイツ三大S
ドレスデン城の宮廷礼拝堂
ドレスデンでのシュッツ
カトリックに改宗した選帝侯
ツヴィンガー宮殿とオペラ
オペラの黄金時代を築いたハッセ
カトリックの教会音楽を書いた人たち
ハッセの出世の陰で
バッハとドレスデン
第3章 プラハ[チェコ] 共存するゴシックとバロック
東欧の西の果て
王の道はプラハ城へ続く
三十年戦争前夜
ルドルフ二世と音楽
ボヘミアの音楽家の行く末
ある音楽家の生き方
プラハのオペラ事情
ノスティッツ伯爵の劇場
エステート劇場とモーツァルト
寝返ったヴァイオリニスト
大司教の図書館
領主の鏡
オペラ劇場の建設
地元の人々とともに
第4章 ベネディクトボイエルン[ドイツ] カルミナ・ブラーナのふるさと
アルプスのふもとで
ボイエルン写本とは
修道院のあゆみ
修道院と領主の関係
修道院の発展とバロック美術
バロック様式の修道院付属教会
中世の写本とは
詩の原作者は誰?
高地バイエルンの風景
学術のメディア革命
番外編 北京[中国] 宣教師たちの布教戦略
アジアに伝わった西洋音楽
イエズス会のアジア宣教
布教方法の転換
献上品を携えて
苦難の始まり
拘束と陰謀
皇帝謁見への道
クラヴィコード演奏の伝授
中国初の西洋音楽の演奏会
北京の「四大教会」
宣武門天主堂(南堂)のオルガン
ペドリーニの旅
調律の重要性
短く咲いた西洋文化の花
第5章 サンクトペテルブルク[ロシア] イタリア人音楽家の躍進
西欧への玄関口
サンクトペテルブルクのあゆみ
ロマノフ朝の宮殿
宮廷楽長はイタリア人
エカチェリーナ二世と音楽
ロシア人の宮廷楽長の誕生
対照的な二つの聖堂
ロシアのエキゾチックさ
ロシア正教の音楽の変遷
ロシアにもたらされた鍵盤音楽
鍵盤楽曲「初めて」物語
若き作曲家の留学とパイジェッロの活躍
宮廷楽長の鍵盤楽曲
第6章 パリ[フランス] 権力とのせめぎ合いの中で
セーヌ川を眺めながら
パリのあゆみとルーヴル宮殿
ルーヴル宮殿に響いた音楽
中世の学術センター
ノートルダム楽派
ゴシック建築の代表格
リュリのパリでの住居
サント・シャペルとシャルパンティエ
ギーズ公爵夫人との出会い
親しみやすい教会音楽
暗闇の祈り
オペラに代わるエンタメ
宿命のフランス・イタリア対決
クープラン一族の教会
嫉妬の犠牲になった息子
孝行か私利私欲か
一八世紀パリのオペラ劇場
マリー・アントワネットとオペラ
王妃の師のパリデビュー
王妃はプリマドンナ
マドレーヌ寺院
第7章 ロンドン[イギリス] イギリス国教会とオペラ
テムズ川と摩天楼
イギリス国教会
宮殿と王室ゆかりの聖堂
王室礼拝堂聖歌隊
エリザベス一世とヴァージナル
ホワイトホール宮殿
音楽の後援者の広がり
チャールズ二世の宮廷音楽家
音楽家の初めの一歩
優秀な指導者
楽器管理人、そして王室音楽家へ
ジェームズ二世の戴冠式
劇音楽とウィリアム三世の戴冠式
ヘンデルのロンドン進出
ジョージ一世の楽長は
オペラ歌手との契約
オペラをささえたオーボエ奏者
ロンドンのオペラ事情
オペラからオラトリオへ
一八世紀の元祖「古楽研究家」
セント・ポール大聖堂
《トランペット・ヴォランタリー》の悲劇
第8章 マドリード[スペイン] ハプスブルクとブルボン
マヨール広場
「新しい」古都
大聖堂と王宮
バロック城館のデフォルト
カルロス一世の《皇帝の歌》
王に仕えた盲目のオルガニスト
王室礼拝堂の音楽組織の変遷
カピラ・フラメンカの楽長たち
王家の霊廟
フェリペ二世の敬虔さと厳格さ
季節ごとに移動する宮廷
ファリネッリが王のもとに
カストラートの誕生
スペイン宮廷に迎えられるまで
王を歌で救う
ブエン・レティーロ宮殿
王妃の音楽教師として
王妃の楽器コレクション
ファリネッリとオペラ興行
あとがき
参考文献 |
著者略歴(渡邊 温子) |
国立音楽大学卒業後、ヴュルツブルク音楽大学に留学。チェンバロを有田千代子、グレン・ウィルソン諸氏に師事。2002年より3年間のワシントンDC滞在中、アメリカ古楽界を牽引する演奏家と共演、ワシントン古楽祭の立ち上げに携わる。現在は東京を中心に演奏活動をおこない、バロックアンサンブル〈バロックランチの会〉、朗読とのユニット〈風流楽〉の主宰および音楽監督をつとめる。2021年CD『少女とぼろぼろの文庫本』、2025年CD『フランスいにしえの吐息』をリリース。
ある地域の音楽の発展を歴史や社会的背景とともに探ることをライフワークとし、2016年、著書『古楽でめぐるヨーロッパの古都』(アルテスパブリッシング)を上梓。またメールマガジンや公開講座を通じてチェンバロと古楽の魅力をひろめる活動を積極的に展開。
日本チェンバロ協会会員。同協会編『チェンバロ大事典』(春秋社)執筆・編集。武蔵野学院大学非常勤講師。タニタ楽器音楽教室チェンバロ科講師。無料メルマガ「月刊バロック通信」配信中。
ブログ「チェンバロ弾きのひとりごと」:http://cembalonko.exb… |