『ユーラシア的戦争について ~詩史と世界史をとおって行く ~ 』の詳細情報

ユーラシア的戦争について
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タイトル ユーラシア的戦争について
サブタイトル 詩史と世界史をとおって行く
著者 [著者区分]瀬尾 育生 [著・文・その他]
出版社 言視舎 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 212p Cコード 0036
発売予定日 2024-07-02 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784865652680 判型 46
内容紹介
きっと世界がちがってみえてくる
実力派詩人・批評家が世界史の深部を探る
殺戮、戦争、国家、権力……自明のことがみるみる自明性を失っているのを目の当たりにしている現在、詩的発想は、既知のことばを踏み破るように「世界の変質」を言い当てる。

〝もともと殺戮は戦争とは関係がなく、戦争は国家とは関係がなく、国家は権力とは何の関係もないのではないか? これらはたがいにまったく別系列の概念なのではないか? すくなくとも現在、私たちはすでにそれらを別々に考えるべき、あたらしい段階にいるのではないか?〟……「あとがき」より
目次
★聖戦遂行型戦争機械について 満州/天沢退二郎/フーコー/北京/新京/グルジア/ウイグル/チベット/ドゥルーズ=ガタリ
★二〇一〇年一一月のパラグラフ
★ハイブリッド純粋 エルサレム/中央アジア/ベルクソン/井筒俊彦/本居宣長/マルティン・ハイデガー/北村透谷
★北緯五〇度
★占領状態について
★ユーラシア・アレンジメント ウクライナ/ハートランド/エマニュエル・トッド//ロマン・ヤーコブソン
★一九四四年アーレントのシオニズム論から現在へ パレスチナ
著者略歴(瀬尾 育生)
1948年名古屋に生まれる。
著書に、詩集『現代詩文庫・瀬尾育生詩集』(思潮社)『DEEP PURPLE』(思潮社・高見順賞)、評論集に『戦争詩論1910‐1945』(平凡社・やまなし文学賞)『詩的間伐――対話2002‐2009』(稲川方人との共著・思潮社・鮎川信夫賞)『純粋言語論』(五柳書院)『吉本隆明の言葉と「望みなきとき」のわたしたち』(言視舎)『吉本隆明からはじまる』(思潮社)などがある。
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