『オッペンハイマーの時代 ~核の傘の下で生きるということ ~ 』の詳細情報
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タイトル |
オッペンハイマーの時代 |
サブタイトル |
核の傘の下で生きるということ |
著者 [著者区分] | 澤野 雅樹 [著・文・その他]
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出版社 |
言視舎 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
222p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-07-02 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784865652765 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
映画がリアルにわかる
われわれは、いまなお「オッペンハイマーの時代」にいる 「前」には戻れない、「後」は見えていない
アカデミー賞を受賞したその評伝映画が評判を呼び、あらためて注目を集める〝原爆の父〟オッペンハイマー。映画を観ただけではわからない原子爆弾の理論な仕組みと実際のメカニズム、トリニティ実験で試されたのは広島型? 長崎型? 原爆と水爆とのちがい、戦後の冷戦体制とのかかわりなどをわかりやすく解く。
物理学300年の知的蓄積が原子爆弾として結実し、それが大量殺戮兵器となっていった過程を、オッペンハイマーを中心にアインシュタイン、ボーア、フェルミなどの科学者の動向をとおして、科学的かつ歴史的に解説する。文系も理系も必読!
※本書は弊社刊『科学と国家と大量殺戮 物理学編』の圧縮再編集版です。
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目次 |
Introduction われわれは、いまなお「オッペンハイマーの時代」にいる
▼第1講 亡命者たち
▼第2講 マンハッタン計画
▼第3講 臨界――核分裂連鎖反応
▼第4講 トリニティ実験
▼第5講 投下――ヒロシマとナガサキ
▼第6講 冷戦下の核実験――水素爆弾
▼第7講 冷戦下の核実験破局(想定外の事象)の論理 |
著者略歴(澤野 雅樹) |
1960年生まれ、明治学院大学教授。専門は社会思想、犯罪社会学。
主な著書『ドゥルーズを「活用」する!』(彩流社)『起死回生の読書』(言視舎)『絶滅の地球誌』(講談社選書メチエ)『ミルトン・エリクソン』(法政大学出版局)ほか多数。 |