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タイトル |
富山の食と日本海 |
| サブタイトル |
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| 著者 [著者区分] | ■秋道 智彌 [著・文・その他] ■中井 精一 [著・文・その他] ■経沢 信弘 [著・文・その他]
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| 出版社 |
株式会社桂書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2800円 |
シリーズ |
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| ページ数 |
202p
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Cコード |
0039 |
| 発売予定日 |
2025-09-10 |
ジャンル |
一般/単行本/民族・風習 |
| ISBN |
9784866271682 |
判型 |
B5 |
| 内容紹介 |
| 本書は山から海に至る多様な生態環境にある富山の食に焦点をあて、自然・文化・歴史に応じて多様な食の展開を日本海という広がりのなかで記述する。そして、未来の食の在り方についての展望を次世代に向けて提案する。
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| 目次 |
序論 食文化研究のレシピ
第1部 富山の食 ―歴史をひもとく
縄文の食王国 ― 小竹貝塚を考える― 越の国の米と酒 能登から探る食の歴史 ―邑知潟の食文化― 神饌が可視化するもの 俵物と日本海交易 食と方言から読み解く 富山の魚食博物誌 日本海における魚食の未来 「食」の完結 ―自産自消と食文化の継続―
第2部 富山の食の曼荼羅
1.つなぐ食 コラム1 貝塚から見た縄文時代の富山湾沿岸の動物食 コラム2 五箇山とうふ物語 コラム3 山間のサメ食と年取り魚 コラム4 富山の在来野菜 コラム5 鯨食と定置網漁 コラム6 日本酒 コラム7 なれずしの世界と発酵食品 コラム8 魚介類 ―富山の医食同源―
2.食と表象文化 コラム9 火のお話し ―古代日本の火の思想と料理― コラム10 報恩講料理を考える コラム11 立山芦峅寺集落の食文化 コラム12 富山の地で生まれた「和食薬膳」 コラム13 土徳料理 コラム14 富山の食と表象世界 コラム15 テレビドラマに見る、米どころ富山 コラム16 木崎さと子の文学 ―高岡、富山の食、日本海―
3.富山からの発信 コラム17 『富山ブラック』にせまる コラム18 氷見の豊かな食文化 ―その変容と存続― コラム19 富山の給食と地域力 コラム20 栽培漁業の今後 コラム21 富山のカニのものがたり コラム22 伝統の味、ます寿し。 コラム23 日本海の潟と食
執筆者紹介
索引 |
| 著者略歴(秋道 智彌) |
山梨県立富士山世界遺産センター所長。理学博士(東京大学)。 近著に、『海神と霊性』(法蔵館2025印刷中)、『明治〜昭和前期 漁業権の研究と資料 上下巻』(臨川書店2021)、 『富山湾—豊かな自然と人びとの営み』(共編者 桂書房2020)、『食の冒険—フィールドから探る』(昭和堂2019)ほか多数。 |
| 著者略歴(中井 精一) |
同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授(2021年富山大学人文学部より異動)。 博士(文学)(大阪大学)。近著に、『「日系」をめぐることばと文化』(共編著、 くろしお出版2022)、 『地図で読み解く関西のことば』(共編者、昭和堂2022)、『富山湾—豊かな自然と人びとの営み』(共編者 桂書房2020)ほか多数。 |
| 著者略歴(経沢 信弘) |
料理人・郷土料理・郷土史研究家。 著書に『古代越中の万葉料理』(桂書房2017)、『大門素麺』(桂書房2019)など。 |