『不運の画家─柳敬助の評伝 ~西洋画黎明期に生きた一人の画家の生涯 ~ 』の詳細情報

不運の画家─柳敬助の評伝
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 不運の画家─柳敬助の評伝
サブタイトル 西洋画黎明期に生きた一人の画家の生涯
著者 [著者区分]渡邉茂男 [著・文・その他]
出版社 リフレ出版 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0095
発売予定日 2024-04-22 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784866417325 判型 46
内容紹介
敬助没後百年──芸術家は死んでも、またその作品が多く失われても、その画業は私たちの心に残っている。敬助が見た未知の世界に私たちも旅立ちませんか。
関東大震災で不幸にも多くの代表作を失った。
柳敬助は東京美術学校西洋画科に学び、アメリカ・フランス・イギリス留学を経て帰国、人物画に秀でていた。荻原守衛・高村光太郎・岸田劉生・青木繁などと同時代の画家である。
目次
関東大震災に遭遇
柳敬助との出会い  

第一章 幼少期の柳敬助
敬助の誕生  
敬助とその家族  
佐藤校長との出会い  

第二章 千葉中学校へ
千葉中学校への進学  
堀江正章との出会い  

第三章 東京美術学校へ

西洋画科へ  
入谷の五人男  
美校生活の一コマ  
アメリカ留学準備  

第四章 渡米時代

アメリカ留学  
シアトルからセントルイスへ  
セントルイス万国博覧会  
ニューヨークへ  
ヘンライとの出会い  
荻原守衛や高村光太郎らとの出会い  
ヨーロッパに向かう敬助  

第五章 帰国と様々な出会い
生家へ  
新宿中村屋  
荻原守衛の死  
信州穂高へ  
『白樺』派との付き合い  
中村屋裏のアトリエ  
橋本八重との出会い  
パンの会  
新井奥邃との出会い  

第六章 結婚へ ─ 充実した作家活動
八重と結婚へ  
光太郎へ智恵子紹介  
画家仲間との交流 
アトリエ完成(雑司ヶ谷)
高村光太郎と『読書読』
山を愛した敬助  
日本女子大学と成瀬仁蔵  
西田天香との出会い  

第七章 死に向かいて
充実した作家活動  
穂高再訪  
最後の旅路  
死に向かいて  
追悼展に向けて  

第八章 おわりに
著者略歴(渡邉茂男)
1950年生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。卒業後、千葉県内の公立高校教員を務める傍ら、地方史の研究に従事。退職後、君津地方社会教育委員連絡協議会会長を経て、現在君津市文化財審議会委員、千葉県文書館古文書調査員。
主な著書・論文に以下のものがある。
『学校が兵舎になったとき』(分担執筆 青木書店 1996年)、『君津市史 通史』(分担執筆 君津市 2001年)、『御明細録 ─ 上総久留里藩主黒田氏の記録 ─』(編修代表 上総古文書の会 2006年)、『房総の仙客 日高誠實』(三省堂書店/創英社 2017年)など。
他の書籍を検索する