『行政薬剤師とは何だ? ~~35年間の業務格闘手記~ ~ 』の詳細情報
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タイトル |
行政薬剤師とは何だ? |
サブタイトル |
~35年間の業務格闘手記~ |
著者 [著者区分] | はやしまさひろ [著・文・その他]
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出版社 |
リフレ出版/東京図書出版 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
220p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-04-22 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784866417349 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
行政薬剤師の業務とは。興味深い事例・体験談を紹介。 今や「薬剤師」は、病院や薬局に勤務する「臨床薬剤師」が中心となりつつある。 筆者は、地方自治体の保健所等に所属して35年間の勤務を終えた「行政薬剤師」である。 この本は、行政薬剤師の法規制業務としての「公衆衛生」業務、公衆=みんなの、衛生=環境・生活・健康を護るとする多岐にわたる業務の内容を紹介し、勤務の中で対処してきた興味深い事例を筆者の経験談として具体的に綴った手記である。
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目次 |
序章 手記を残す動機 薬学教育6年制の弊害? 行政志望者激減への危惧、「公衆衛生」の大切さを伝えたい
第1章 某都道府県自治体に奉職 公務員、というより社会人1年目としてのスタート A保健所 試験検査室業務の概要等 便検体との格闘 業務内容に関する不満や疑問、最終的に謙虚な対応が生きていく 「保健所法」から「地域保健法」へ
第2章 薬事監視員としての業務開始 生活環境の担当課薬事担当班への勤務 麻薬及び向精神薬取締法関係について 薬物乱用防止に関する啓発活動 不正けしとの闘い 温泉の対応について 毒物劇物の業務上取扱者への指導について 毒物・劇物の漏出事故との闘い その他、番外的な話として
第3章 D保健所へ異動 新たに加わる環境衛生所管法令 医薬分業のモデル事業、「かかりつけ薬局」にはほど遠い課題が……
第4章 本庁薬務担当課へ異動……1回目 薬事法と改正の変遷 「医薬品GMP」との関わり、法制化過渡期での業務対応
第5章 本庁薬務担当課へ異動……2回目 体制進化へ 中国産健康食品による健康被害 GMP対応へ 薬事法改正 本庁での苦悩……予算取り等
第6章 環境行政への対応 水関係 大気関係 廃棄物関係 土壌汚染関係 稀な一般廃棄物処理の指導対応について
第7章 本庁健康増進担当課、感染症の担当班に異動 ハンセン病隔離政策被害者の里帰り事業 西暦2009年「新型インフルエンザ」発生 高病原性鳥インフルエンザ発生 災害への対応
第8章 本庁薬務担当課へ異動……3回目 麻薬毒劇物担当班長 大麻取締法関連について 薬事担当班長就任
第9章 B保健所へ異動……2回目 東日本大震災教訓 地域包括ケアシステム
第10章 担当経験のない「食品衛生業務」
終章 手記終幕へ |
著者略歴(はやしまさひろ) |
昭和37年、北九州市生まれ。 父親の転勤異動に伴い、中学・高校は静岡県、大学時代は埼玉県で過ごす。 昭和63年、城西大学大学院薬学研究科修士課程を修了。 同年、行政薬剤師として某(都道府県)自治体に奉職。 35年間の勤務を経て令和5年3月定年退職、現在に至る。 【著書】 『行政薬剤師の手記 保健所における新型コロナとの闘い』(東京図書出版) |