『もし、世界にわたしがいなかったら』の詳細情報

もし、世界にわたしがいなかったら
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タイトル もし、世界にわたしがいなかったら
サブタイトル
著者 [著者区分]■ビクター D. O. サントス [著・文・その他]
■アンナ・フォルラティ [イラスト]
■金原 瑞人 [翻訳]
出版社 西村書店 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 42p Cコード 8798
発売予定日 2024-05-15 ジャンル 児童/絵本/外国文学、その他
ISBN 9784867060490 判型 A4変形
内容紹介
わたしは、ずいぶん長く生きてきた。あなたが知っているだれよりも前から。世界じゅうどこにでも、いろんな姿をした何千ものわたしがいる。わたしはあなたを、つれていってあげられる。過去へ、現在へ、未来へ。わたしは、なんでしょう?

言葉が生まれて、人間社会は大きく変わりました。人は成長とともに言葉をおぼえ、言葉によってものを考え、他者と交流します。そしていま、世界で使われている7,000以上の言語のうち、少なくとも半分は、2100年までになくなると考えられています。
本書はなぞときのようにストーリーが展開し、「わたし」がなにものであるかは、最後に明かされます。言葉のもつ力やはたす役割、守ることの意味とは? 
言葉についての哲学絵本。世界20言語で刊行。


* ドイツ・ミュンヘン国際児童図書館カタログ『ホワイト・レイブンズ2023』 選定作品
* 「dPICTUS 未刊絵本ショーケース」2022 年 選定作品
*イタリア・ボローニャ国際児童図書展「美と世界:新しいノンフィクション絵本」2023年 選定作品
* ユネスコ「先住民言語の国際の10年」(2022-2032年)の公式選定絵本
目次
著者略歴(ビクター D. O. サントス)
文 ● ビクター D. O. サントス(Victor D. O. Santos) 児童書の作家、博士(言語学)。今までに6カ国で暮らし、10の言葉を学んできた。英語で書いた最初の作品『My Dad, My Rock』(未邦訳)は2022年のカーカス・ベストブックに選ばれた。ブラジル出身で、現在はアメリカのアイオワ州デモインに在住。ウクライナ人の妻との間にふたりの子どもがいる。ふたりはいくつもの言葉を話し、いくつもの文化を知っている。
著者略歴(アンナ・フォルラティ)
絵 ● アンナ・フォルラティ(Anna Forlati) アーティスト、イラストレーター。『Yoga for Kids』や『My Dad, My Rock』(いずれも未邦訳)の絵を描いている。本書『もし、世界にわたしがいなかったら』は「dPICTUS未刊絵本ショーケース」で注目され、ボローニャ国際児童図書展で展示された。高校から大学まで古代ギリシア語とラテン語を学び、今はアラビア語を学んでいる。イタリアのトリノ在住。
著者略歴(金原 瑞人)
訳 ● 金原 瑞人(かねはら みずひと) 1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、文芸書、ノンフィクションなど600点以上。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『月と六ペンス』『どこまでも亀』『ニューベリーの物語』『男の子でもできること』、エッセイ集に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『サリンジャーにマティーニを教わった』、監修に『13歳からの絵本ガイド』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』など。
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