『アヴオグルの夢 ~久生十蘭 玲瓏無惨傑作小説集 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
アヴオグルの夢 |
サブタイトル |
久生十蘭 玲瓏無惨傑作小説集 |
著者 [著者区分] | ■久生十蘭 [著・文・その他] ■長山靖生 [編集]
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出版社 |
小鳥遊書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
308p
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Cコード |
0093 |
発売予定日 |
2024-11-22 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784867800607 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
悪辣・卑賤・強欲・執着・姑息 人間の暗部を冷徹な視線と怜悧な計算で描き、幻想を写実する。
新仮名遣い・新字で読めるオリジナル・アンソロジーで再発見。 === 【収録作品】 つめる アヴオグルの夢 典雅なる自殺者 黒い手帳 黄泉から 予言 骨仏 西林図 手紙 無月物語 無惨やな 人魚 女の四季 母子像 川波 一の倉沢 雲の小径 【解説】愛の残酷、或いは劇的な虚無の精神
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目次 |
つめる アヴオグルの夢 典雅なる自殺者 黒い手帳 黄泉から 予言 骨仏 西林図 手紙 無月物語 無惨やな 人魚 女の四季 母子像 川波 一の倉沢 雲の小径 【解説】愛の残酷、或いは劇的な虚無の精神 |
著者略歴(久生十蘭) |
1902(明治35)年〜1957(昭和32)年、小説家、演出家。 北海道函館区出身。 1920年、函館新聞社に勤務。1922年に演劇集団「素劇会」に参加。 1923年に石川正雄、竹内清、高橋掬太郎らと同人グループ「生社」を結成。詩、小説、戯曲などを発表した。 1928年に上京し、岸田國士に師事。『悲劇喜劇』の編集に従事する。 1929年から1933年までフランスに遊学、レンズ工学や演劇を学ぶ。1936年より久生十蘭名義および様々な筆名を使って作品を発表。同年には明治大学文芸科講師を務める。1937年、岸田が結成した文学座に参加。 1939年『キャラコさん』で第1回新青年読者賞受賞、1952年『鈴木主水』で第26回直木賞受賞。 1957年、食道癌のため逝去。 |
著者略歴(長山靖生) |
評論家。1962年、茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。文芸評論から思想史、若者論、家族論など幅広く執筆。1996年『偽史冒険世界 カルト本の百年 ちくま文庫』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、2010年『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞。2019年『日本SF精神史【完全版】』で日本推理作家協会賞受賞。2020年『モダニズム・ミステリの時代』で第20回本格ミステリ大賞【評論・研究部門】受賞。他の著書等に『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)、『「吾輩は猫である」の謎』(文藝春秋)、『文豪と酒 酒をめぐる珠玉の作品集』(中央公論新社)、『文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集中公文庫』(中央公論新社)のほか、編集に携わる形で、『女神:太宰治 アイロニー傑作集』『魔術師:谷崎潤一郎 妖美幻想傑作集』(以上、小鳥遊書房)、『羽ばたき 堀辰雄初期ファンタジー傑作集』、『詩人小説精華集』、『魔術 芥川龍之介 幻想ミステリ傑作集』など(以上、彩流社)を刊行している。 |