『英字新聞に見る熊本の半世紀』の詳細情報

英字新聞に見る熊本の半世紀
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タイトル 英字新聞に見る熊本の半世紀
サブタイトル
著者 [著者区分]井芹 道一 [著・文・その他]
出版社 熊本日日新聞社 レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ
ページ数 152p Cコード 0236
発売予定日 2025-05-27 ジャンル 一般/新書/社会
ISBN 9784877556709 判型 新書(B40)
内容紹介
「第2次大戦後、がむしゃらな工業化でこの国は、経済力で世界3位に躍り出た。
だがそれは、かつて美しかった地域を煙が噴き出す工業地帯に変えてしまったのだ」

「もし、地球上でアメリカの先端技術に衰退をもたらす地点に印をつけるとしたら、日本の九州である」

戦後、めざましい経済成長を遂げた日本。
そんな中で、世界から注目を集めていた場所があります。
それは”熊本”です。

半導体製造の中枢都市、水俣病、赤ちゃんポスト――
この半世紀、熊本では世界を驚かすさまざまな出来事が起こりました。
各国の新聞社はそれらをどう解釈し、どんな言葉で報じたのか。

本書は、実際の記事をもとに
元熊本日日新聞社の記者が
分かりやすく翻訳・解説。
日本のメディアからは得られない情報も
知ることができます。


【英語を勉強している学生さんにもおすすめ!】
「生の英語を学びたい!」そんな方に英字新聞がおすすめ。
著者は学生時代に英字新聞に出合い、そこから英語力がぐんと伸びました。
日本に関する記事なら、スムーズに入り
楽しみながら勉強できたそうです。
本書には著者の英語学習にまつわるエピソードも載っています。
目次
はじめに——最近の熊本関連ニュース
【第1期】世界各国の新聞雑誌が報じたMinamata 1970年代
【第2期】シリコンアイランド九州への脅威 1980年代
【第3期】欧米で生活環境から水銀を減らす取り組み 2000年代
【第4期】熊本の「赤ちゃんポスト」も国際ニュースに 2000年代~
【第5期】グローバルに活躍するくまモン 2010年代~
【第6期】TSMCが熊本に半導体工場 2020年代~
【個別報道】免田栄さん、チャーリー永谷さん、川辺川ダム、熊本地震、坂口恭平さん
【私の英語学習法】地方で英語を磨く
著者略歴(井芹 道一)
元熊本日日新聞記者。1954年生まれ、熊本県氷川町出身。
慶応義塾大学卒、米カリフォルニア州立大(UCB)留学後、1980年熊本日日新聞社入社。文化部、政経記者、東京支社編集部長、政経部長、文化生活部長、論説委員など。2007年熊本大学に政策創造研究教育センター教授として出向、法学部でジャーナリズム論を担当。2015年に熊本日日新聞社を定年退職後、熊本大学客員教授となり、熊本大学大学院医学・薬学教育部の学生、留学生に「世界の水銀汚染と水俣条約」「九州グローバル化の課題」などを講義、現在、熊本大学医学部非常勤講師。

【著書】
『Minamataに学ぶ海外ー水銀削減(熊本大学政創研叢書 4)』(成文堂/2008年)、共著『日本におけるメチル水銀中毒事件研究2020』(弦書房/2020年)、『8のテーマで読む水俣病』(弦書房/2018年)、『水俣から、未来へ』(岩波書店/2008年)、『漂着の国で~あるベトナム難民の記憶』(葦書房/1993年)

【YouTube】
「英字新聞に見る熊本と日本」(2025年1月~)
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