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タイトル |
寒さ |
サブタイトル |
一つの隔離 |
著者 [著者区分] | ■トーマス・ベルンハルト [著・文・その他] ■今井 敦 [翻訳]
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出版社 |
松籟社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
152p
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Cコード |
0097 |
発売予定日 |
2024-12-16 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学小説 |
ISBN |
9784879844569 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
20世紀後半のドイツ語圏文学を代表する作家ベルンハルト。その全作品を解く鍵と言われる自伝五部作が、本書『寒さ』によって日本語訳が出そろう。
肺病を疑われた若き主人公はグラーフェンホーフ結核療養所に収容される。死と絶望ばかりを目にしたそこでの日々を回想しながら、語り手は一つの探究を、自らの「原因」探究を進める――
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目次 |
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著者略歴(トーマス・ベルンハルト) |
Thomas Bernhard, 1931-1989
20世紀オーストリアを代表する作家のひとり。
少年時代に、無名の作家であった祖父から決定的感化を受ける。音楽と演劇学を修めつつ創作をはじめ、1963年に発表した『凍』によってオーストリア国家賞を受賞。一躍文名を高める一方で、オーストリアへの挑発的言辞ゆえに衆目を集めた。
以後、『石灰工場』『古典絵画の巨匠たち』『消去』『座長ブルスコン』などの小説・劇作を数多く発表。1988年に初演された劇作『英雄広場(ヘルデンプラッツ)』でオーストリアのナチス性を弾劾するなど、その攻撃的姿勢は晩年までゆるがなかった。
1975年に発表された『原因』のあと、『地下』、『息』、本書『寒さ』、『ある子供』が続けて刊行され、自伝的五部作をなした。1989年、58歳で病死。 |
著者略歴(今井 敦) |
1965年、新潟県生まれ。中央大学大学院文学研究科単位取得満期退学。1996年からインスブルック大学留学、1999年、同大学にて博士号(Dr. phil.)。
現在、龍谷大学経済学部教授。
専攻は現代ドイツ文学、とくにマン兄弟、南チロルの文学、トーマス・ベルンハルトを専門とする。
著書に『三つのチロル』、訳書にハインリヒ・マン『ウンラート教授』、ヨーゼフ・ツォーデラー『手を洗うときの幸福・他一編』、フリードリヒ・ゲオルク・ユンガー『技術の完成』(監訳)、トーマス・ベルンハルト『ある子供』『原因』『地下』『息』がある。 |