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タイトル |
白色テロをくぐり抜けて |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■孫康宜 [著・文・その他] ■杉本史子 [翻訳]
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出版社 |
三元社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
320p
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Cコード |
0023 |
発売予定日 |
2024-09-17 |
ジャンル |
一般/単行本/伝記 |
ISBN |
9784883035939 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
第二次大戦後、台湾戒厳令下の恐怖政治の時代、白色テロに襲われた一家族の証言。 10年もの間、無実の政治犯として囚われた父親、そして家族を襲う悲劇。しかし周りの人々に支えられ、ついには家族の解放と穏やかな生活をとりもどす。アメリカ在住の女性学者がつづる国境を越えたファミリーヒストリー。
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目次 |
序言 恨みから感謝へ―白色テロを証言する 王徳威 7 著者の自序 23 日本語版への序文 28 第一章 張我軍・張光直と私たちの一家 35 第二章 「二・二八事件」から思い起こすこと 48 第三章 六歳 54 第四章 雪中に炭を送る―恩師からの救いの手 65 第五章 監獄への面会途上で 76 第六章 父の物語 83 第七章 かたくなに家族を守った母 89 第八章 父の出獄 95 第九章 骨と灰の償い 101 第一〇章 言語のはざまで 116 第一一章 伯父、陳本江と「台湾一の秀才」呂赫若 130 第一二章 虎口を脱する――両親のアメリカ移住 158 第一三章 紅豆の啓示 171 第一四章 中国と台湾、両岸の受難者 190 第一五章 実直に道を切り開いた伯父、張緑水 212 第一六章 最後のカード 222 第一七章 台湾女性の鑑、陳玉鑾 228 第一八章 恩師、モーゼズ・シューとその妻シャルロット 236 第一九章 娘が一六歳になって 246 第二〇章 弟の緑島訪問 250 第二一章 父の手 263 註 271 【付録年表】著者の生い立ちと時代の関連事項 297 訳者あとがき 306 |
著者略歴(孫康宜) |
孫康宜 Kang-i Sun Chang(そん・こうぎ) 1944年、北京生まれ。台湾で育ち、1968年、アメリカに移住。プリンストン大学文学博士。プリンストン大学東アジア図書館館長、イェール大学東アジア言語文学学科教授などを歴任。現在、イェール大学マルコム・G・チェイス56アジア言語文学講座名誉教授。専門は中国古典文学、抒情詩、比較文学、ジェンダー研究、文化理論、美学。 |
著者略歴(杉本史子) |
1973年、名古屋生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻東洋史専修博士後期課程修了、文学博士。現在、立命館大学等で非常勤講師を務める。専門は中国近現代女子教育史、中国近現代ジェンダー史。著書に奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター編『奈良女子高等師範学校とアジアの留学生』(共著、敬文舎、2016年)、主な論文に「女子学生の団体旅行――占領下北京における日本見学旅行記を中心として」『アジア遊学267 中国の娯楽とジェンダー』(勉誠出版、2022年3月)がある。 |