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タイトル |
越境文化演劇 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■ギュンター・ヘーグ [著・文・その他] ■平田栄一朗 [監修] ■津崎正行 [監修]
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出版社 |
三元社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
304p
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Cコード |
0074 |
発売予定日 |
2024-10-28 |
ジャンル |
一般/単行本/演劇・映画 |
ISBN |
9784883035977 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
演劇の遊戯性が原理主義の幻想を解体する。グローバル化と原理主義が絡み合う世界で、多文化主義をさらに超えた、異他なる者との共生を導く実践と思考。
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目次 |
謝辞 6 日本語版の読者に向けて ──日本に感謝する三つのこと 7
序章 11
第一部 越境文化演劇の理念 19 第一章 生成のさなかにある演劇 20 第二章 越境文化演劇のアクチュアリティ 34 第三章 演劇的妄想 39 第四章 越境文化演劇の場所としての異郷 51 第五章 通過者としての存在 87
第二部 越境文化演劇の世界-空間 115 第一章 世界化の演劇 116 第二章 プトレマイオス的世界劇場 124 第三章 世界-経験の演劇 130
第三部 越境文化演劇の実践 157 第一章 歴史に向き合うということ 158 第二章 国民文化という幻想の興亡 163 第三章 越境文化演劇の実践形態としての反復 187 第四章 カリブの革命 ──越境文化的な屈折の実践 204 第五章 越境文化演劇の演者としての身振り 218 第六章 感情の発電所としての越境文化演劇 244
原註 263 訳者あとがき ──解説を交えて 294 |
著者略歴(ギュンター・ヘーグ) |
ギュンター・ヘーグ [Günther Heeg] 演劇学・音楽劇研究。ナチス時代の内的亡命文学に関する研究で博士号取得後、1998年に18世紀ヨーロッパ演劇研究で教授資格を取得、2000年からライプツィヒ大学演劇学研究所教授・所長を2017年まで務め、演劇と歴史、演劇と越境文化研究などのプロジェクトで国際的な研究を推進した。また同大学演劇センター所長、国際ブレヒト学会副会長などを歴任した。主な著作(いずれもドイツ語):『亡命文学における歴史への転換──反ファシストの構造問題』(Metzler, 1977)、『自然らしさのファンタスマ──18世紀演劇の身体、言語、像』(Nexus / Stroemfeld, 2000)、『歴史を再演する──演劇と歴史』(共編著、Theater der Zeit, 2014)、『オペラ──異他の情念』(編著、Theater der Zeit, 2021) |
著者略歴(平田栄一朗) |
平田栄一朗(ひらた・えいいちろう) 1969年東京生まれ。1997年、慶應義塾大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。慶應義塾大学文学部准教授を経て2012年より同大学教授。専門はドイツ演劇・演劇学。主な著書:“Theater in Japan”(共編著、Theater der Zeit社、2009年)、『ドラマトゥルク―舞台芸術を進化/深化させる者』(三元社、2010年、第16回AICT演劇評論賞)。主な訳書:ハンス=ティース・レーマン『ポストドラマ演劇』(共訳、同学社、2002年)、アイナー・シュレーフ『ニーチェ 三部作』(論創社、2006年)、ジョン・フォン・デュッフェル『バルコニーの情景』(論創社、2006年)、エリカ・フィッシャー=リヒテ『パフォーマンスの美学』(共訳、論創社、2009年)(2016年5月現在) |
著者略歴(津崎正行) |
演劇学・ドイツ文学、慶應義塾大学他非常勤講師 |