『比田井南谷 ―線の芸術家―』の詳細情報

比田井南谷 ―線の芸術家―
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タイトル 比田井南谷 ―線の芸術家―
サブタイトル
著者 [著者区分]髙橋 進 [著・文・その他]
出版社 天来書院 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 224p Cコード 3071
発売予定日 2024-06-20 ジャンル 専門/単行本/絵画・彫刻
ISBN 9784887153523 判型 A5
内容紹介
文字を書かない前衛書はなぜ生まれたのか?
20世紀、日本の書は大きく変化しました。中でも議論の的となるのが、文字を書かない書「前衛書」です。
前衛書はなぜ誕生し、その芸術的根拠はどこにあるのでしょう?
それらの疑問に答える書籍の誕生です!
書家・比田井南谷(ひだいなんこく 1912-1999)は単身渡米し、現地のアーティストと交流して書の素晴らしさを説きました。
作品は、西欧が知らなかった新しい抽象様式として注目を集め、マスコミでもたびたび紹介されました。ニューヨーク近代美術館やM+美術館(香港)をはじめとする一流のコレクションに加えられています。
本書は、史上初の文字を書かない前衛書を生み出し、日本の抽象表現の先駆けとして不動の存在となった比田井南谷の孤高の生涯と業績、作品を大量の資料をもとに紹介し、思想を読み解いていく初の解説書です。
目次
誕生・子ども時代・青年期 / 心線の生まれるまで―前衛書の誕生 / 書芸術の本質を求めて / 「線の芸術」の誕生/最初の渡米 / 帰国後の活動 / 再渡米―教育者 南谷 / 第三回渡米と世界の瞠目 / 線の芸術家たちとの交流と欧州遠征 / 南谷の成熟と新たな地平 / カリフォルニア大学での古碑帖調査 / 東洋と西洋―過去と未来
著者略歴(髙橋 進)
1949年東京生まれ。日本女子体育大学名誉教授。専門は西洋哲学・美学・思想史。
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