『山に登る愉しみ、森を歩く歓び ~内外の山旅エッセイ ~ 』の詳細情報
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タイトル |
山に登る愉しみ、森を歩く歓び |
サブタイトル |
内外の山旅エッセイ |
著者 [著者区分] | 武田 信照 [著・文・その他]
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出版社 |
22世紀アート |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
268p
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Cコード |
0075 |
発売予定日 |
2023-06-02 |
ジャンル |
一般/単行本/体育・スポーツ |
ISBN |
9784888772129 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
―山からは色々なものが見える。風景も、環境も、そして人生も― 山好きの妻に誘われて始めた登山は、私の人生に多くの実りをもたらした。結婚、リハビリ、研究生活のリタイア、人生の節目には常に山があった。頂を踏む喜び、その過程にある深い森との出会い、そこには形容しがたい魅力が詰まっている。そんな山の魅力を見事に文学世界に昇華させた深田久弥と山口耀久に思いを馳せながら、傘寿を過ぎてなお愛すべき山に私は登る―。日帰りできる身近な春日井三山から名峰が揃う日本アルプス、石鎚山や鳥海山、大雪山などの全国の山々、そしてスイスやイタリア、アイルランドなどの海外の山まで、心に残る山旅を経済学者らしい筆致で綴った山岳エッセイ。
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目次 |
[目次] はじめに 前 編【山に関わる四つのテーマ】 第1章 人生の節目と山歩き ――「山ありて、わが人生は楽し」(深田久弥) (1)傘寿記念山行――傘山 (2)結婚と山歩き――多良岳、九重山 (3)病気と山歩き a 筋肉の病 b 転機の山行――尾瀬ヶ原、涸沢カール c 病後の山行 (4)退職と山歩き a 「ふわく山の会」入会 b 公開山行 —— 唐松岳・五竜岳、利尻岳・礼文岳、スノーシュー c 海外山行 —— エヴェレスト街道(ネパール)、キナバル山(マレーシア) 第2章 森の魅力 (1)森歩きの楽しみ(i)—— 簗谷山、信越トレイル (2)森歩きの楽しみ(ii)—— ミルフォード・トラック(ニュージーランド)・フィンランドの森と湖 (3)森林問題 第3章 山と文学 ――深田久弥と山口耀久 (1)山の文学者・深田久弥 a 深田久弥『日本百名山』をめぐって b 「二つの愛」と山の文学者・深田久弥の誕生 c 「深田久弥 山の文化館」と白山 (2)山口耀久と八ヶ岳 a 山の文学誌『アルプ』と山の紀行文 b 山岳文学の名作――山口耀久『北八ツ彷徨』『八ヶ岳挽歌』 c 私の八ヶ岳 —— 天狗岳、赤岳、蓼科山 第4章 山の事故・遭難 (1)山の事故・遭難の概況 (2)山の事故――私の場合 a 転倒骨折ほか —— 武尊山、聖岳、マナスル西壁 b 道迷い —— 北穂高岳 (3)愛知大学山岳部の薬師岳遭難事故と慰霊登山 a 遭難と遺体捜索 b 慰霊登山 後 編【内外の山歩き選】 第1章 近隣の山々 (1)春日井三山 —— 弥勒山・大谷山・道樹山 (2)鈴鹿山脈 —— 御池山、釈迦ケ岳、御在所岳、鎌ケ岳、入道ケ岳、綿向岳、鈴鹿の上高地 (3)東海の山々 a 愛知県 —— 猿投山、寧比曽岳 b 三重県 —— 大洞山〜尼ケ岳、大杉谷 c 岐阜県 —— 瓢ヶ岳、能郷白山 d 静岡県 —— 浜石岳、尉ヶ峰 第2章 高峰を歩く(i) (1)北アルプス —— 白馬岳、雲ノ平、立山・大日岳 (2)南アルプス —— 北岳、荒川岳・赤石岳、塩見岳 (3)中央アルプス —— 恵那山、木曽駒ヶ岳・宝剣岳・三ノ沢岳 第3章 高峰を歩く(ii) (1)西日本 —— 宮之浦岳、大山、石鎚山 (2)中部 —— 木曽御嶽山 (3)東日本 —— 甲武信岳、金峰山、苗場山、鳥海山・月山、八甲田大岳・高田大岳 (4)北海道 —— 大雪山・東ヌプカウシヌプリ山 第4章 海外山行選 (1)ヨーロッパ a スイス・アルプス・ハイキング b アオスタ谷とグラン・パラディーソ・ハイキング(イタリア) c アイルランドを歩く d リシィ山登頂(ポーランド) (2)その他 a コーカサス山脈ハイキング(グルジア) b タスマニア島・オーバーランド・トラック(オーストラリア) c インカ道とマチュピチュ(ペルー) d アシニボイン山ハイキング(カナダ) おわりに |
著者略歴(武田 信照) |
武田 信照(たけだ のぶてる) 1938年 長崎県佐世保市生れ 1969年 愛知大学法経学部講師 1999年 同大学学長・理事長 (日本私立大学連盟理事) 2010年 「ふわく山の会」入会 |