『百次考 ~屋号「百次」についての研究 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
百次考 |
サブタイトル |
屋号「百次」についての研究 |
著者 [著者区分] | 玉那覇善一 [著・文・その他]
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出版社 |
ボーダーインク |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
120p
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Cコード |
0039 |
発売予定日 |
2024-08-26 |
ジャンル |
一般/単行本/民族・風習 |
ISBN |
9784899824725 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
自らの屋号「百次(ムンナン)」の謎を、独自の研究で解き明かす。首里王府の正史、地域史、新聞死亡広告、漢字の由来など、さまざまな資料を分析しこの不思議な屋号が、首里城内の台所の役目や、巫女・シャーマンと関連していることを考察していく。
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目次 |
第一章 王府における「百次」 1 文献に出てくる「百次」 2 首里城内での女官の組織構成と料理の運搬経路 3 首里城内の「百次」の日常 4 王府の祭事と「百次」(大臺所) との関わり 5 「百次」(大臺所)の貢納品の集積所としての体制 6 天使館の職務内容 7 家譜から「百次」を分析してみる 8 「百次」が関わる首里城の火災について 9 名称の違う訳 10 首里城の女たち 11 まとめ 王府における「百次」とはなにか?
第二章 屋号としての「百次」 1 屋号から見えてきた「百次」 2 屋号の分布とグスクを重ね合わせた地図から覗える事 3 まとめ 備考 組踊りに出てくる「百次」
第三章 神事としての「百次」 1 「百次」を歴史的観念から考察してみる 2 古文書に出てくる「百次」 3 琉球王国における信仰 4 王府一年間の祭事と「百次」(大臺所)との関わり 5 民間信仰 6 まとめ
第四章 「百次」を文字という観点からみる 1 「百次」を一文字ずつ分解して探ってみる 2 「百次」の文字として解析 3 朝鮮半島に残る「百次」に似た名称 4 日本に残る「百次」に関係すると思われる漢字 5 「月次」から覗えること 6 ウラルアルタイ語の伝播経路 7 まとめ 「百次」とはいったい何なのか 後書き 参考文献、引用文献 著者紹介 |
著者略歴(玉那覇善一) |
1959年沖縄県宜野湾市宜野湾に生まれる。2012年(通信制)放送大学教養学部人間の探求専攻卒業。現在、県立博物館友の会家譜サークル所属。 |