『新解釈 山本巌の漢方クリニカルQ&A 入門編』の詳細情報

新解釈 山本巌の漢方クリニカルQ&A 入門編
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タイトル 新解釈 山本巌の漢方クリニカルQ&A 入門編
サブタイトル
著者 [著者区分]木村 豪雄 [著・文・その他]
出版社 メディカルユーコン レーベル
本体価格
(予定)
3800円 シリーズ
ページ数 270p Cコード 3047
発売予定日 2022-09-09 ジャンル 専門/単行本/医学・歯学・薬学
ISBN 9784901767408 判型 A5
内容紹介
 東洋医学と西洋医学を合わせた複眼的な視点で正確な病態把握に努め、その病態に応じて的確な漢方処方を組む「山本巌漢方」、その治療効果の高さには目を見張るものがあると、追試した医療従事者は一様にそういう。本書は「山本巌漢方」の臨床導入本として、また入門編として、その基本をQ&A方式で解説する。
 具体的には、漢方医学の10の基本病態とその代表方剤、取り上げた各方剤の構成生薬と配合の意図およびその臨床応用についてであり、著者の臨症例が附される。
 日本漢方を中心に漢方を幅広く学んできた著者は、難症例に悩んでいた頃に「山本巌漢方」と出逢い、その治療効果の高さに魅せられて貪欲に学んできたという。それ故か、臨床家の視点から語られるその解説は、症例を含めてとても実践的かつ論理的でわかりやすい。
目次
第1章 気虚と補気剤 病は気から
Q1.漢方医学でいう「気」って何ですか? 
Q2.気虚って何ですか?
Q3.四君子湯について教えて下さい 
Q4.六君子湯と四君子湯はどのような関係があるのですか?  
Q5.六君子湯をもっと効かせる方法はありますか?  
Q6.補中益気湯について教えて下さい
Q7.補中益気湯だと思ったのに効かないときはどうしたらよいですか?  
Q8.帰脾湯・加味帰脾湯について教えて下さい
Q9.人参湯について教えて下さい  
【症例1】食欲不振
【症例2】抑うつ状態・軽度認知障害
【症例3】倦怠感

第2章 気滞と理気剤 渡る世間は鬼ばかり
Q1.気滞について教えて下さい
Q2.気滞の症候にはどのようなものがありますか?
Q3.肝気鬱結って何ですか?
Q4.気滞と思われる疾患や症状についてもっと具体的に教えて下さい  
Q5.気滞の治療薬について教えて下さい  
Q6.四逆散について教えて下さい 
Q7.半夏厚朴湯について教えて下さい  
Q8.大柴胡湯について教えて下さい  
Q9.加味逍遙散について教えて下さい  
Q10.茯苓飲について教えて下さい  
【症例4】機能性胃腸障害
【症例5】嘔吐を繰り返す胃瘻患者
【症例6】過敏性腸症候群・月経不順

第3章 血虚と補血剤 昔もあった滋養強壮剤
Q1.漢方医学でいう「血」って何ですか?
Q2.血虚について教えて下さい
Q3.四物湯の何が問題なのですか?  
Q4.もう一度,血虚について教えて下さい
Q5.四物湯の使い方について教えて下さい  
Q6.芎帰膠艾湯について教えて下さい  
Q7.四物湯を含む方剤はどのように使われていったのですか?
Q8.当帰飲子について教えて下さい  
Q9.疎経活血湯について教えて下さい  
Q10.十全大補湯について教えて下さい  
【症例7】足の痛みとしびれ
【症例8】膝窩部の褥瘡
【症例9】更年期障害
【症例10】不正出血

第4章 瘀血と駆瘀血剤 駆瘀血剤は強い味方です
Q1.瘀血について教えて下さい
Q2.瘀血はどのような病気に関係しているのですか?  
Q3.瘀血の症候について教えて下さい
Q4.瘀血はどうやって診断するのですか?
Q5.瘀血を治療する薬について教えて下さい  
Q6.桂枝茯苓丸について教えて下さい  
Q7.通導散について教えて下さい  
Q8.桃核承気湯について教えて下さい  
Q9.大黄牡丹皮湯について教えて下さい  
Q10.治打撲一方について教えて下さい  
【症例11】脳腫瘍
【症例12】耳鳴り・めまい

第5章 水滞と利水剤 怪病は痰を疑え
Q1.水滞について教えて下さい
Q2.水滞の症候について教えて下さい  
Q3.水滞はどのような病気に関係しているのですか?
Q4.水滞の治療に使われる生薬について教えて下さい  
Q5.利水剤について教えて下さい  
Q6.五苓散について教えて下さい
Q7.防已黄耆湯について教えて下さい  
Q8.猪苓湯について教えて下さい  
Q9.苓桂朮甘湯について教えて下さい   
Q10.フクロウ型人間って何ですか?  
Q11.当帰芍薬散について教えて下さい  
Q12.真武湯について教えて下さい  
Q13.真武湯には附子が入っていますが中毒することはないですか?   
【症例13】頭痛・眩暈
【症例14】心不全
【症例15】肝硬変・下肢の浮腫

第6章 寒証と去寒剤 見落とされている大事な病態です
Q1.寒証について教えて下さい
Q2.寒証の症候について教えて下さい  
Q3.人参湯について教えて下さい  
Q4.五積散について教えて下さい  
Q5.痺証について教えて下さい  
Q6.寒湿痺の治療について教えて下さい
Q7.大建中湯について教えて下さい  
Q8.呉茱萸湯について教えて下さい  
Q9.当帰四逆加呉茱萸生姜湯について教えて下さい  
Q10.冷え症をみるときの注意点を教えて下さい
【症例16】逆流性食道炎
【症例17】両足の痛み

第7章 熱証と清熱剤 漢方はニッチな医療です
Q1.熱証について教えて下さい
Q2.もう少し詳しく熱証について教えて下さい  
Q3.もう少し熱証と炎症の関係について教えて下さい  
Q4.炎症に用いる生薬について教えて下さい  
Q5.それでは,炎症に用いる方剤について教えて下さい  
Q6.黄連解毒湯について教えて下さい  
Q7.白虎加人参湯について教えて下さい  
Q8.三黄瀉心湯について教えて下さい  
Q9.半夏瀉心湯について教えて下さい  
Q10.温清飲について教えて下さい  
Q11.一貫堂医学って何ですか?  
Q12.どうして温清飲が慢性炎症に使われるのですか?
Q13.越婢加朮湯について教えて下さい 
【症例18】尋常性乾癬
【症例19】アトピー性皮膚炎
【症例20】高血圧・前立腺肥大

第8章 表証と発汗解表剤 昔の人も感染症には苦労しました
Q1.外感病について教えて下さい
Q2.表証と裏証について教えて下さい
Q3.外感病と解表法について教えて下さい  
Q4.悪寒が強いタイプ(傷寒型:風寒表証)について教えて下さい  
Q5.外感病の虚実や陰陽について教えて下さい  
Q6.悪寒が強いタイプ(傷寒型)の治療 辛温解表法について教えて下さい  
Q7.辛温解表剤を使うとどうして早く解熱するのですか?  
Q8.発汗解表法の意義について教えて下さい
Q9.服用方法や服用時の注意とはどのようなものですか?  
Q10.麻黄湯について教えて下さい  
Q11.葛根湯について教えて下さい  
Q12.熱感が強いタイプ(温病型:風熱表証)について教えて下さい
Q13.熱感が強いタイプ(温病型)の治療について教えて下さい  
Q14.銀翹散について教えて下さい  
Q15.実用的な感冒の病態分類について教えて下さい  
Q16.まずは寒証タイプの治療について教えて下さい  
Q17.それでは熱証タイプの治療には何を使うのですか?  
Q18.小青竜湯について教えて下さい  
Q19.もう一度,小青竜湯について整理して教えて下さい  
Q20.麻黄附子細辛湯について教えて下さい  
Q21.麻杏甘石湯について教えて下さい  
Q22.参蘇飲について教えて下さい  
Q23.では,参蘇飲はどのように工夫して使うのですか?
【症例21】感冒
【症例22】感冒
【症例23】アレルギー性鼻炎

第9章 半表半裏と和解剤  こんな治療法があるのか!見直されるべき柴胡剤
Q1.和解法について教えて下さい  
Q2.感染症(外感病)は,どのように進行するのですか?  
Q3.少陽病について,もう一度教えて下さい
Q4.小柴胡湯について教えて下さい  
Q5.小柴胡湯は消炎解熱剤としてどのように使うのですか?  
Q6.小柴胡湯は健胃剤としてどのように使うのですか?  
Q7.小柴胡湯は向精神薬としてどのように使うのですか?  
Q8.小柴胡湯は鎮咳去痰剤としてどのように使うのですか?  
Q9.柴胡桂枝湯について教えて下さい
Q10.柴胡加竜骨牡蛎湯について教えて下さい  
Q11.柴胡桂枝乾姜湯について教えて下さい
【症例24】術後の微熱
【症例25】不眠・寝汗
【症例26】強迫神経症

第10章 裏証と瀉下剤 便秘を治すだけではありません
Q1.瀉下法について教えて下さい
Q2.陽明病について教えて下さい  
Q3.大承気湯について教えて下さい  
Q4.大黄について教えて下さい  
Q5.調胃承気湯について教えて下さい  
Q6.桃核承気湯について教えて下さい  
Q7.麻子仁丸について教えて下さい  
Q8.潤腸湯について教えて下さい
Q9.便秘の漢方治療について教えてください  
Q10.それでは弛緩性便秘について教えて下さい  
Q11.瀉下剤は便秘の他にどのような病気に使うのですか?  
Q12.瀉下剤もしくは大黄を使用するときの注意はありますか?
【症例27】気管支喘息
【症例28】三叉神経痛

第11章 漢方よもやま相談
Q1.どうやって漢方方剤を決めるのですか?
Q2.漢方医学的な概念が大切なのはわかりました.
それでは,何から覚えたらよいですか?
Q3.他にも虚証と瘀血も大切でしたよね?
Q4.でも,漢方では「証」が大切だと聞いたのですが…
Q5.それでは,随証治療というはどういう意味ですか?
Q6.漢方方剤は,合方や併用はしないようにと教わったのですが…
Q7.漢方エキス製剤しか使ったことがないのですが…
Q8.やってはいけない方剤の併用はありますか?
Q9.漢方薬が効いているか,そうでないかの判断はいつ行うのですか?
Q10.漢方薬はいつまで服用させればよいのですか?

生薬索引 
薬方索引 
病名症候索引
著者略歴(木村 豪雄)
1986年 福岡大学医学部卒業 福岡大学脳神経外科講座入局
1993年 福岡大学大学院医学研究科修了 福岡大学医学部脳神経外科講座助手・病棟医長・医局長を歴任
2000年 飯塚病院漢方診療科研修 漢方を三潴忠道先生に師事
2002年 飯塚病院漢方診療科診療部長
2004年 ももち東洋クリニックに出向(院長職,飯塚病院漢方診療科診療部長兼任)
2010年 小郡漢方塾に参加 福冨稔明先生より「山本巌の漢方」を学ぶ
2013年 桜十字福岡病院漢方内科 現在に至る
【学会活動】
日本東洋医学会専門医・指導医
元日本脳神経外科学会専門医
【その他】
福岡大学医学部 臨床教授
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