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タイトル |
志士たちの詩想 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 有馬卓也 [著・文・その他]
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出版社 |
広島大学出版会 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
260p
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Cコード |
3010 |
発売予定日 |
2024-12-27 |
ジャンル |
専門/単行本/哲学 |
ISBN |
9784903068732 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
桜田門外の変や坂下門外の変を決行した水戸志士たち、或は西郷隆盛・高杉晋作・武市瑞山といった薩長土の志士たち、そして東北米沢出身で薩長を蛇蝎の如く思っていた雲井龍雄。彼らは自らの想いをどのような語句を以て漢詩中に詠み込んでいたのであろうか。本書は維新志士が残した漢詩を手がかりに、行動の原動力としての「狂」、「狂」の正当性を担保する両輪の「忠(公)」と「孝(私)」。そして行動しないことを示す「偸生」といった語に注目しつつ、彼らの詩想を明らかにする。
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目次 |
序 章 志士の詩想への視角 第1章 雲井龍雄の詩想 ― 慷慨と隠逸 ― 第2章 高杉晋作の詩想 ―「狂」と「偸生」― 第3章 西郷隆盛の詩想 ― みずからへのまなざし ― 第4章 水戸志士の咆哮 ― 狂挙をささえるもの ― 第5章 武市瑞山の詩想 ― 権道、是か非か ― 第6章 自由民権運動下の雲井龍雄の一側面 ―『土陽新聞』掲載記事をめぐって ― 第7章 雲井龍雄と「棄児行」 ― 杜鵑解釈をめぐって ― 第8章 陸羯南の詩想 ― 賈生のこころ ― 第9章 安井小太郎『明治中興詩文』について 終 章 あとがき 主な参考文献 初出一覧 |
著者略歴(有馬卓也) |
1959年(昭和34年)鹿児島生まれ。 博士(文学)(九州大学)の学位取得。 徳島大学大学院教授の後、現在広島大学大学院教授。専攻は中国 古代思想史、近世近代日本漢学。 著書に『淮南子の政治思想』(汲古書院、1998)、『近世阿波漢学 史の研究 古学者高橋赤水』(中国書店、2007)、『岡本韋庵の北方 構想』(中国書店、2023)など。 |