『そして、「悪魔」が語りだす ~司法精神科医が出会った狂気と共感の物語 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
そして、「悪魔」が語りだす |
サブタイトル |
司法精神科医が出会った狂気と共感の物語 |
著者 [著者区分] | ■グウェン・アズヘッド [著・文・その他] ■アイリーン・ホーン [著・文・その他] ■宮﨑真紀 [翻訳]
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出版社 |
海と月社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
432p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2024-05-31 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784903212852 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
加害者と心を通わす意味とは?
連続殺人犯、通り魔、ストーカー、放火犯、尊属殺、小児性犯罪… 次第に明かされる11人の人生は、残酷で絶望的でありながら変化の兆しを見せはじめる
タイムズ紙年間最優秀作品 サンデータイムズ・ ベストセラー ノンフィクション・ゴールドダガー賞最終ノミネート
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【本書に寄せられた賛辞より】
犯罪者専門の精神科医の世界を描いて読者の心を鷲づかみにする、 他に類を見ないすばらしい作品。 ──フィリップ・サンズ(作家、弁護士、ロンドン大学教授)
鍵がジャラジャラ鳴り、ドアがバタンと閉まる音が聞こえてきそうだ。 彼らがなぜ犯罪を犯すのか、どのようなケアが可能なのかなど、 ここに提起されている問題はみな興味深い。 ── ロー・ソサエティ・ガゼット誌
ページをめくる手が止まらない。緻密でエレガントで、刺激的。 ──マリーナ・カンタクジノ(「フォーギブネス・プロジェクト」創設者)
知恵と洞察力、温かさと慈悲に満ちた本書は、 私たちに共通する人間性の新しい見方を示してくれる。 ──ヘレン・プレジャン(『デッドマン・ウォーキング』著者)
本書は私たちを人間の闇に誘い、さらにその闇から理解と共感へと導いていく。 これほど豊かな物語はない。 ──サラ・デュナント(小説家)
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悪魔という言葉でこの本に登場した人々の記憶が甦るなら、 心に刻んでおいたほうがいい。 「運に恵まれなければ」私たちだって その一人になっていたかもしれないのだ、と。
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目次 |
はじめに おことわり
トニー ガブリエル ケズィア マーカス シャーロット ザーラ イアン リディア シャロン サム デヴィッド
おわりに 謝辞 |
著者略歴(グウェン・アズヘッド) |
英国を代表する司法精神科医。 セント・ジョージズ病院、精神医学研究所、集団分析研究所で学び、 30年にわたり国民保健サービス (NHS)の司法精神科医および司法心理療法士として、 ブロードムア病院等の警備病院、地域コミュニティで活躍。 100本以上の論文を発表し、医事法・医療倫理学の修士号を取得。 セント・ジョージズ病院医学校からの名誉博士号に続き、2013年には王立精神医学院学長章も授与された。 エール大学客員教授やグレシャム大学精神医学部教授などを歴任し、世界各地で講演をおこなう。 |
著者略歴(アイリーン・ホーン) |
TVドラマのプロデューサーを20年間務め、2012年にロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで クリエイティブ&ライフ・ライティングの修士号を取得。 著書2冊、BBCのラジオドラマの脚本も多数担当。 |
著者略歴(宮﨑真紀) |
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。 スペイン語圏と英米の、文学からノンフィクションまで、幅広い翻訳を手がける。 訳書に『いのちの選別はどうして起こるのか』『骨は知っている』『黒い司法』(ともに亜紀書房)、 『寝煙草の危険』『兎の島』(ともに国書刊行会)など多数。 |