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タイトル |
完全版 土地 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■朴景利 [著・文・その他] ■金正出 [監修] ■吉川凪 [翻訳]
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出版社 |
クオン |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
452p
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Cコード |
0097 |
発売予定日 |
2024-10-10 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学小説 |
ISBN |
9784904855591 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
允国は学徒兵に志願し長年の苦難に耐えてきた西姫を打ちのめす
日本の敗色濃厚な戦争で朝鮮も焦土と化すのか
戦争の暗雲は平沙里にも漂っている。母の家を逃げ出してきた南姫は心身ともに病んでいた。
成煥の祖母は成煥の出征を知って失明してしまう。
允国は戦地に出発し、還国はひどくやつれた母の姿に衝撃を受ける。
李府使家の民雨も日本で行方をくらました。
もはや親日派すら何の力もなく、禹介東は面事務所を解雇され、裵雪子には悲惨な結末が待っていた。
他方、栄光は仁川に良絃を訪ね束の間の逢瀬に喜びを得るが、二人の未来を信じられない。
麗玉はソウルに来た翔吉に自らの決意を伝え、緒方は父親と名乗れないまま荘次と満州への旅に出る。
女学校四年生になった尚義は日本人教師の理不尽な振る舞いに敢然と立ち向かう。
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目次 |
第五部 第四篇 純潔と膏血
二章 毒牙
三章 青春の香気
四章 万里の道を行き来して
五章 平沙里の闇
六章 夜鳥とススキ
第五部 第五篇 光の中へ!
一章 対決
訳注
訳者解説 |
著者略歴(朴景利) |
著:朴景利
1926年、慶尚南道統営市生まれ。
晋州高等女学校、ソウル家庭保育師範学校(世宗大学の前身)卒。
1955年に短編小説「計算」でデビュー、1957年に短編「不信時代」で 『現代文学』新人賞受賞。以後、次々と長編作品を発表し、各種文学賞を受 賞して実力派の作家としての地位を確かなものにすると同時に、韓国の女性作家の草分け的存在となった。
1969年から25年間にわたって書き継がれた大河小説『土地』は代表作であり、韓国現代文学における最も優れた作品の一つと評される。また「国民文学」として韓国で愛されてきたベストセラー小説でもある。
1994年に『土地』が完結した後も小説、詩、エッセイを書き続けた。晩年には環境問題に関心を深め、江原道原州の自宅菜園で有機栽培などしながら、意欲的に執筆を続けた。2008年没。享年81歳。 |
著者略歴(金正出) |
監修:金正出
1946年青森県生まれ。1970年北海道大学医学部卒業。
現在、美野里病院(茨城県小美玉市)院長。医療法人社団「正信会」理事長、社会福祉法人「青丘」理事長、青丘学院つくば中学校・高等学校理事長も務める。
著書に『二つの国、二つの文化を生きる』(講談社ビーシー)、訳書に『夢と挑戦』(彩流社)などがある。 |
著者略歴(吉川凪) |
翻訳:吉川凪
仁荷大学に留学、博士課程修了。文学博士。
著書『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ』、訳書『申庚林詩選集 ラクダに乗って』、『都市は何によってできているのか』、『アンダー、サンダー、テンダー』、『となりのヨンヒさん』、『広場』など。
キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 |