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タイトル |
卓論伝 千葉卓三郎と五日市憲法 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 岡村繁雄 [著・文・その他]
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出版社 |
荒蝦夷 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
72p
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Cコード |
0093 |
発売予定日 |
2024-11-03 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784904863831 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
明治14(1881)年に私擬憲法「五日市憲法草案」全204条を起草した自由民権思想家・千葉卓三郎を中心に、近代日本の黎明期、草案起草に情熱を傾けた人々の群像を描く。かたくら書店より平成26(2014)年6月に刊行された『民の旗―五日市憲法誕生』を改題、加筆修正。 千葉卓三郎/嘉永5(1852)年、陸前国栗原郡白幡村(現・宮城県栗原市)に生まれ、仙台藩校養賢堂で学んだ。東北戊辰戦争で白河口の戦いを経験した後、ギリシャ正教の信徒となるなど、師を求めて思想遍歴を重ねつつ上京。自由民権運動の盛んな多摩地区の五日市勧能学校(現・東京都あきる野市立五日市小学校)に勤務していた頃、同地の豪農・深沢家と深く交流し、学習結社「五日市学芸講談会」に参加。同会で「五日市憲法草案」を起草するも、明治16(1883)年、結核のため没した。昭和43年(1968)年になって、埋もれていた草案を歴史学者・色川大吉らが深沢家の土蔵から発見。その内容の先見性が注目を集めた。
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目次 |
第1章 流転 第2章 邂逅 第3章 遺志 思想を伝えた男たちーーあとがきに代えて 復刊あとがき 紙碑としての出版によせて タクロン・チーバー普及協会 羽村幸子 |
著者略歴(岡村繁雄) |
1954年、東京都八王子市生まれ。東海大学卒。業界紙記者、雑誌編集者を経て、ジャーナリスト。著書に『草莽の譜――五日市憲法とその周辺』『民の旗――五日市憲法誕生』(共にかたくら書店)。 |