『昭和61年のニッポンの外車生活』の詳細情報

昭和61年のニッポンの外車生活
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タイトル 昭和61年のニッポンの外車生活
サブタイトル
著者 [著者区分]山﨑憲治 [著・文・その他]
出版社 ケイアール レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 156p Cコード 0095
発売予定日 2024-07-21 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784904988077 判型 A5
内容紹介
ガイシャが夢だった時代、ガイシャが輝いていた時代。1985年、1986年のあの頃。ドライブの楽しみはFMラジオとカセットテープのカーオーディオだった。そして、バブルを経験したニッポンのガイシャたち。あの頃、世間のごく一部では、外車がある、外車に乗ること、それだけで目くるめくようなドラマに満ち溢れていました。新ストーリーを加えて外車生活奇譚、始まり始まり!あの時代の空気を感じていただければ幸いです。
昭和60年ころ…そ、あのころ。1985年、1986年…。アイフォンもグーグルもなんもないころ。ドライブの楽しみはFMラジオとカセットテープのカーオーディオだった。世間はパリのシャンゼリゼがそこに、のカフェにウオーターフロントブーム。で、ハイソカー、デートマニュアル、(金)(ビ)金魂巻、ホイチョイ、ファジー、ラジカセ、アナログ、使い捨てカメラ。缶コーヒー、11PM。賑わいトレンドブームの真っただ中。そんなことにはひかれることなくクルマ好きの心理はずきずきわくわくです。ステアリング、ABCペダル、4速、5速のシフトレバー、薄いドライビングシート、体感、五感、直観時代。エンス―万歳!クルマ側からの制御なんてなかった、クルマが肌感を持って身内だったころ。そうクルマは身内の感覚。で、しれっとガイシャに向かう人たちがいる。外車…。英国車、フランス車、イタリア車、ドイツ車、アメ車。ガイシャ、わくわくする言葉。憧れのクルマがそこにある。そのクルマに乗れば、いきなりその国の人になった気になり、見知らぬ世界がやってくる。なりきりエンス―万歳!
触れる触る、香りを嗅ぐ、かすかな音を聞く、見て見てあそこもそこも見る…。スペックの数値と五感のせめぎあい。コクピットドリルだけでもう興奮絶頂。インジェクションなぞくそくらえ、ソレックス、ウェーバー!キャブレター至上主義。もちろんシフトはマニュアル。車内密室、レフトハンダ―、なぜかむずむず…助手席の美形のくるんとした膝小僧…シフトレバーの右脇数センチの誘惑…。
あの頃、世間のごく一部では、外車がある、外車に乗ること、それだけで目くるめくようなドラマに満ち溢れていました。まだまだ昭和の外車生活奇譚、始まり始まり!
現在では不適切と思われる表現が多々使われています。あの時代の空気として、ご了承いただけると幸いです。
目次
ニッポンの外車生活の「クレーム」BMW 323i
ニッポンの外車生活の「決意」FERRARI 308GT4
ニッポンの外車生活の「不愉快」PEUGEOT 205GTI
ニッポンの外車生活の「流行」SAAB 900Turbo 16S
ニッポンの外車生活の「千葉のスカイライン」ALFA ROMEO GIULIETTA 2.0
ニッポンの外車生活の「追跡」MINI MAYFAIR
ニッポンの外車生活の「不倫」JAGUAR XJ12 VANDENPLAS
ニッポンの外車生活の「エッチ気分」RENAULT SUPER 5
ニッポンの外車生活の「ヤッちゃん」MERCEDES-BENZ 190E 2.3-16
ニッポンの外車生活の「経済車」VW GOLF GTD
ニッポンの外車生活の「夫婦生活」CITROEN BX 16TRS
ニッポンの外車生活の「少年」AUTOBIANCHI A112 ABARTH
ニッポンの外車生活の「ハードボイルド」MASERATI BITURBO E
ニッポンの外車生活の「熱き中年」FERRARI 328GTS
ニッポンの外車生活の「男と女」BMW 528e
ニッポンの外車生活の「パラノイア」PORSCHE 911 CARRERA
ニッポンの外車生活の「黄昏」LANCIA THEMA i.e. Turbo
「BRIDGE WIND」ALFAROMEO SPIDER
「STREET DANCE」BMW M3
「UW旗」MASERATI MC20 cielo
著者略歴(山﨑憲治)
1947年生
出身地 京都府京都市
1968.4 青山学院大学経済学部入学
1972.6 「週刊ザ・モーター」編集部員
1975.6~1983 ラジオ関東深夜放送「ザ・モーター・ウィークリー」ディレクター
1983.10 自動車専門誌「ロードスター」編集長
1986.8 単行本「ニッポンの外車生活」(双葉社・刊)上梓
1987.6 単行本「ニッポンの外車生活 その2」(双葉社・刊)上梓
1989.6 自動車専門誌「Tipo」創刊編集長
1989.12 単行本「ふたりのクーペ」(双葉社·刊)上梓
1993、1994 「ル・マン24時間レース」フェラーリ348LM参戦
1995、1996 「ル・マン24時間レース」フェラーリF40GTE参戦
2000~2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員長
2006.8 「新·ニッポンの外車生活」上梓
2008~現在 日本カー・オブ・ザ・イヤー評議委員
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