Amazonで予約する
|
タイトル |
ヘルプ・ミー・シスター |
サブタイトル |
|
著者 [著者区分] | ■イ・ソス [著・文・その他] ■古川綾子 [翻訳]
|
出版社 |
アストラハウス |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
2000円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
360p
|
Cコード |
0097 |
発売予定日 |
2024-11-20 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学小説 |
ISBN |
9784908184536 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
わたしたち、「サイバープロレタリア」なの!?
韓国で反響を巻き起こした「ハイパーリアリズム小説」、待望の邦訳
スギョンは30代、わけあって失業中。同居の家族は「個人投資家」の夫と、スギョンの父と母、さらに甥っ子が2人(高校生と小学生)。6人家族で、金を稼いでくる大人が1人もいないなんて。
プラットフォーム労働、ギグワーク……。仕事用のアプリをインストールした携帯電話が一日中手放せない。ソウルの古くて狭い2DKのマンションに六人で暮らす家族の「お仕事」をテーマにした群像劇。思わず出てしまうため息と「サイバープロレタリア」としての問題提起を、リアルに、ユーモラスに描ききった話題作。韓国では「ハイパーリアリズム小説の傑作!」と賞賛されました。お隣の国で起きていることは、世界中で起きていること。共感必至の一冊です。
|
目次 |
目次
第一章
スギョン
ヨスク
ボラ
第二章
ウジェ
チョンシク
サイバープロレタリア夫婦
第三章
ウンジ
ジュヌ
八百五十ウォン
第四章
ヘルプ・ミー・シスター
ピボット
第五章
笑う家族
作家の言葉
訳者による解説 |
著者略歴(イ・ソス) |
【著者】イ・ソス(Lee Seosu)
1983年ソウル特別市生まれ。檀國大学校法学科卒業。2014年「古着、ヴィンテージあるいはリリーフ」で東亜日報新春文芸に当選しデビュー。長編小説『あなたの4分33秒』で第6回黄山伐青年文学賞を、2021年「ミジョの時代」で第22回李孝石文学賞、2023年には「若きグンヒの行進」で第14回若い作家賞を受賞した。 主著にプラットホーム労働をテーマにした本書『ヘルプ・ミー・シスター』、3組の母と娘に関する小説とエッセイが収められた『母を寺に捨てに』、過去の受賞作を含む最新短編集『若きグンヒの行進』など。本作が初邦訳。 |
著者略歴(古川綾子) |
【翻訳】古川綾子(ふるかわ あやこ)
神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学教育大学院韓国語教育科修了。神田外語大学講師。NHKラジオステップアップハングル講座2021年7–9月期『K文学の散歩道』講師を務める。主な訳書にハン・ガン『そっと 静かに』(クオン)、キム・ヘジン『娘について』、キム・エラン『外は夏』、チェ・ウニョン『明るい夜』(いずれも亜紀書房)、チョ・ナムジュ『ソヨンドン物語』(筑摩書房)、イム・ソルア『最善の人生』(光文社)、チョン・ハナ『親密な異邦人』(講談社)など。ユン・テホ『未生 ミセン』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。 |