『マンガ 脱・「不登校」2 ~起立性調節障害(OD):長期化する「OD複合型」への対応 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
マンガ 脱・「不登校」2 |
サブタイトル |
起立性調節障害(OD):長期化する「OD複合型」への対応 |
著者 [著者区分] | ■加藤 善一郎 [著・文・その他] ■河西 哲郎 [イラスト]
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出版社 |
学びリンク |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
194p
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Cコード |
0037 |
発売予定日 |
2022-06-29 |
ジャンル |
一般/単行本/教育 |
ISBN |
9784908555558 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
【概要】 不登校の背景にある「起立性調節障害(OD)」と複合する発達特性をマンガでわかりやすく紹介する人気シリーズの第2弾。
第2弾では「長期化する不登校の要因」「ODが改善されても、なぜ学校に通えないのか」を中心に物語が描かれる。 近年、起立性調節障害(OD)の認知や情報が広まった一方で、本人の個性や特性があたかもOD症状の一部のように思われてしまうなど、誤った認識も広がった。
本書では、起立性調節障害や発達特性を改めて正しく理解するとともに、WISC検査への評価や、IQだけではわからない隠された「知的アンバランス」の存在などが明らかになる。本人が具体的に、何に・どう困っているのかを整理し、本質的にODや不登校を改善していく姿が描かれる。
【マンガのストーリー】 主人公まさやは、中学1年の5月に起立性調節障害(OD)と診断され、半年の治療を続けてきたが、一向に状態が改善されなかった。 大学病院を紹介され受診したところ、医師は、まさやの「OD体質」を認めるとともに、別の要因が複合する「OD複合型」であると診断した。医師はODとプラスアルファの要因を別々に捉え、「内的環境」と「外的環境」の両面から調整を行っていく…。
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目次 |
序章 はじめに 第1章 なぜ治療しても学校に行けないの? ~ODプラスαへの糸口~ 第2章 学校は休まないとダメですか? ~救急対応としての「ABC」 <質問①>「不登校のABC」って何ですか? 第3章 ODは性格の問題ですか? ~OD体質と「複合型」~ 第4章 神経のくすりは心配ないですか? ~「内的環境」調整薬の活用~ <質問②>ODの単純型と複合型って何ですか? <質問③>「神経の薬」なんて怖いです… 第5章 本人だけでは改善しない? ~「外的環境」へのアプローチ~ <質問④>内的環境と外的環境って何ですか? 第6章 どこでどう困っているの? ~「知的アンバランス」を理解する~ <質問⑤>WISCって何ですか? 第7章 自分に何ができるんだろう? ~自分なりのステージを~ おわりに |
著者略歴(加藤 善一郎) |
岐阜大学大学院医学系研究科小児科学教授 岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科構造医学教授
日本小児科学会 専門医・指導医 日本小児神経学会 専門医・指導医
1965年 岐阜県美濃市に生まれる 1984年 麗澤瑞浪高等学校卒 1990年 岐阜大学医学部卒、小児科学教室へ入局し臨床研修 1997年 岐阜大学大学院医学研究科修了(医学博士)、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科、ハーバード大学への留学等を経て大学病院・関連病院での臨床医・研究者としての日々を過ごしている 2010年 岐阜大学医学部附属病院小児科准教授 2011年 岐阜大学大学院医学系研究科小児病態学臨床教授 2014年 現職 2018年 『マンガ 脱・「不登校」 起立性調節障害(OD)克服と「だいじょうぶ感」をはぐくむ』を出版 2021年 不登校特例校岐阜市立草潤中学校「こころの校医」就任 |