『悠久の古代紀行 砂に呼ばれて』の詳細情報

悠久の古代紀行 砂に呼ばれて
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 悠久の古代紀行 砂に呼ばれて
サブタイトル
著者 [著者区分]林美脉子 [著・文・その他]
出版社 書肆子午線 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 312p Cコード 0095
発売予定日 2024-08-30 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784908568435 判型 46
内容紹介
詩が言葉を受肉する彼方へ。
言葉になるまえの遥かな声に呼ばれ、古代がいまだ息づいていたインド、エジプト、中国を巡る詩人のひとり旅。
自分はどこからきたのか――。その問いに導かれ、ひとり飛び込んだインドへの旅路にはじまり、エジプト、中国を巡った詩人・林美脉子による約35年前の旅の記録。
装幀=菊井崇史
目次
はじめに
インド・エジプトひとり旅 砂に呼ばれて
 幼年の砂漠体験
 月の砂漠を
 石の秘密
 なにゆえにこの宇宙項へ
 ひとり旅開眼
 声の受肉
中国ひとり旅 異次元へのくぐり戸
 謎めいた拒絶感――西安へ
 桃源郷と黄泉境――西安から酒泉へ
 飛天乱舞――敦煌へ
 南京東路大団円――蘭州から上海へ
おわりに
著者略歴(林美脉子)
詩人。北海道滝川市生まれ札幌市在住。第1詩集に『撃つ夏』(創映出版、1974年)。
インドをテーマにした第3詩集『緋のシャンバラへ』(書肆山田、1985年)所収の作品「陰画の岸」で第8回ケネスレクスロス詩賞を受賞。
エジプト旅行の詩作品を含む第4詩集『新シルル紀・考』(書肆山田、1988年)。
第5詩集『宙音』(書肆山田、2011年)で第45回北海道新聞文学賞詩部門本賞受賞。
以後、詩集『黄泉幻記』(2013年)、『エフェメラの夜陰』(2015年)、『タエ・恩寵の道行』(2017年、いずれも書肆山田)、『レゴリス/北緯四十三度』(思潮社、2013年)を刊行。
他の書籍を検索する