『藤田文江全集』の詳細情報

藤田文江全集
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タイトル 藤田文江全集
サブタイトル
著者 [著者区分]■藤田文江 [著・文・その他]
■谷口哲郎 [編集]
出版社 書肆子午線 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 460p Cコード 0092
発売予定日 2024-12-05 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784908568480 判型 46
内容紹介
戦前・鹿児島の知られざる詩人・藤田文江。
わずかな生涯の中で、その身の内に躍動する漆黒を見つめた藤田の「聲」を、いま呼び起こす。
左川ちか、永瀬清子と同時代を生き、中野重治に高く評価された詩人の初の全集。
唯一の詩集『夜の聲』全篇と未収録詩篇、散文、書簡、編者による解説、妹・林山鈴子氏へのインタビューを収録。
目次
詩集 夜の聲
詩集未収録詩篇
散文
書簡
年譜
作品年譜
初出一覧
藤田文江一次・二字関連資料
特別資料 林山鈴子インタビュー
解説 谷口哲郎
著者略歴(藤田文江)
1908年鹿児島生まれ。短かった人生の約12年間を植民地台湾で送り、本土(鹿児島)に戻って女性だけの詩誌『くれなゐ』に参加。その後『詩神』投稿欄の全国の若き詩人たちが集った詩誌『鬣』の同人に。1933年『万国婦人子供博覧会』の歌詞一等当選。同年、唯一の詩集『夜の聲』を編集したが出版直前に24歳で病死。
著者略歴(谷口哲郎)
1966年鹿児島生まれ。詩誌『オドラデク』発行。詩誌『野路』『天秤宮』『詩創』同人。
村永美和子の評伝『詩人藤田文江』によりその詩と存在を知り、「戦争の地震計としての詩 藤田文江詩集『夜の聲』(1933)論」、自ら調査した未収録詩篇を中心に「藤田文江異聞」を執筆。
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