『ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語』の詳細情報

ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語
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タイトル ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語
サブタイトル
著者 [著者区分]■ジョージ・タケイ [著・文・その他]
■ミッシェル・リー [イラスト]
■北丸雄二 [翻訳]
出版社 サウザンブックス社 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 50p Cコード 8798
発売予定日 2025-11-27 ジャンル 児童/絵本/外国文学、その他
ISBN 9784909125682 判型 A4変形
内容紹介
日本がハワイの真珠湾を攻撃したとき、
ぼくはたった4歳だった。
そのとき、すべての日系アメリカ人たちの人生が
突然がらりと変わった。

日系アメリカ人の俳優、SFテレビドラマ『スター・トレック』等にも出演
ジョージ・タケイが描く実話絵本

1942年2月19日。この日を境に、まだ子どもだったジョージの人生はがらりと変わります。日本がハワイの真珠湾を攻撃した日からから2か月後、アメリカで暮らす日系人のことを敵国側の人間と見なす当時のアメリカ政府によって、彼らは突然、強制的に隔離・収監されることになります。その数は12万5000人余り。
本書の著者で主人公のジョージとその家族も、ある日突然家を追われてしまい、そこから、3年間にもわたる強制収容所での暮らしが始まります。
 
「語らなければ消える歴史」
日系アメリカ人の強制収容所での暮らしを、優しいタッチで丁寧に描いた1冊です。
目次
著者略歴(ジョージ・タケイ)
公民権活動家、SNSインフルエンサー、グラミー賞候補レコードアーティスト、ニューヨークタイムズ・ベストセラー作家、そして60年以上のキャリアを持つ草分け的俳優。出演した映画は40本以上、TVドラマの出演は数百に及ぶ。なかでも有名なのは『宇宙大作戦(スタートレック)』でのヒカル・スールー役(日本語吹き替え版では「ミスター・カトー」役)。この成功を足場にし、LGBTQ+の人権や結婚の平等(同性婚法制化)を求める社会運動へも参加。現在は、全米日系人博物館の名誉理事長ほか、また日米友好委員会の理事も務める。2004年には日米関係への貢献に対して天皇から旭日小綬章を贈られる。
著者略歴(ミッシェル・リー)
イラストレーター、作家。初めて鉛筆を握った時から絵を描いている。絵を担当した『My Love for You Is Always(あなたへの愛はいつまでも)』(作 Gillian Sze ジリアン・ズィー)は歴史あるアメリカの書評誌《Kirkus Reviews》や《BookPage》から星付き評価を受けている。ジョージ・タケイと同じくロサンゼルス在住のアジア系アメリカ人として、この物語に自らを重ねている。自身がいま住んでいるところ、仕事をしている場所は、この物語が始まり、そして最後に戻る場所と同じ地域である。
著者略歴(北丸雄二)
ジャーナリスト、作家。中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長から1996年に独立。在NY25年を経た2018年に拠点を東京に移す。東京新聞で『本音のコラム』連載のほか、ラジオやネット番組などで日米時事評論やニュース解説を行う。訳書に絵本『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』、青少年向け歴史書『LGBTヒストリーブック』(共にサウザンブックス社)など。評論『愛と差別と友情とLGBTQ+ 』(人々舎)では《紀伊國屋大賞 2022》2位受賞。
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