『ホームウォーター/リバー・ランズ・スルー・イット、その時代と真実』の詳細情報
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タイトル |
ホームウォーター/リバー・ランズ・スルー・イット、その時代と真実 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■ジョン・マクリーン [著・文・その他] ■阪東幸成 [翻訳]
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出版社 |
ふらい人書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
184p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2024-10-04 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784909174161 |
判型 |
B6 |
内容紹介 |
映画「リバー・ランズ・スルー・イット」でブラット・ピットが演じたポールが現実世界で殺されたのは、モンタナではなくシカゴの路上だった。世界的ベストセラーとなった原作『マクリーンの川』は当初ニューヨークの大手出版社から出版を断られ、ピューリッツァー賞の候補となりながらも受賞できなかった。なぜだったのか? 原作の発表直後にオファーがありながら、なぜ映画化が遅れたのか? などの疑問を、ノーマン・マクリーンの息子で、シカゴ・トリビューン紙の記者だった著者が明らかにする。『マクリーンの川』の読者、そして映画「リバー・ランズ・スルー・イット」のファンにとって、もっともショッキングかつ印象的だったのはノーマンの弟ポールの死だろう。映画ではブラット・ピットが演じて、一躍スターダムにのし上がった役柄だが、現実のポールも相当ハンサムな男だったらしい。働いていたシカゴ大学では、(そう、じつはモンタナで殺されたというのはフィクションで、現実はノーマンの導きでシカゴに移って働いていた)、ランチタイムになるとポールを一目見たいという女子職員が大学の通路で待ち伏せしていたという。そして本書では、その後ポールがたどった運命が詳しく語られている。
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目次 |
プロローグ: ブラックフット・リバーにて
第一章: 二つの世界
第二章: フライフィッシング・ファミリー
第三章: ノーマンとポール
第四章: 昔は魚が多かった
第五章: マクリーン牧師の晩年
第六章: ポール! ポール!
第七章: 賞品のバンブーロッド
第八章: 「イット」とは何か?
第九章: 山火事からの招待
エピローグ: ホーム・ウォーターズ
訳者あとがき |
著者略歴(ジョン・マクリーン) |
ジョン・N・マクリーン(John N. Maclean)は1943年米国イリノイ州シカゴで、『マクリーンの川』で知られるノーマン・マクリーンと妻のジェシー・マクリーンの長男として生まれる。1964年、イリノイ州マウントキャロルにあるシマー大学を卒業後、1965年にシカゴ・トリビューンに入社して記者となり、その後1970年にワシントンDCで外交関係の通信員となる。ワシントンDC時代にハーバード大の特別研究員(ニーマン・フェロー)に選ばれた後に、キッシンジャーの番記者として名を馳せ、外交会談のために海外へ向かうキッシンジャーへの同行が許された数少ない記者の一人となった。1994年、コロラドのサウスキャニオンで起こった森林火災の取材をきっかけにシカゴ・トリビューンを退社し、フリーのライターとなる。これまでに六冊の著作があるが、本書を除くとすべてが森林火災に関連した題材をテーマとしている。 |