『上方講談という愉しみ ~三代目旭堂南陵が守り伝えた話芸の世界へ ~ 』の詳細情報

上方講談という愉しみ
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タイトル 上方講談という愉しみ
サブタイトル 三代目旭堂南陵が守り伝えた話芸の世界へ
著者 [著者区分]なみはや講談協会 [編集]
出版社 寿郎社 レーベル
本体価格
(予定)
1400円 シリーズ
ページ数 150p Cコード 0076
発売予定日 2024-08-20 ジャンル 一般/単行本/諸芸・娯楽
ISBN 9784909281623 判型 A5
内容紹介
東京の寄席ではここのところ講談ブームが続いていますが、大阪の講談はご存じでしょうか? 昭和40年代にたった一人になった大阪の講談師・三代目旭堂南陵(きょくどうなんりょう)がともし続けた上方講談の火が、その弟子と孫弟子たちによって今、まさに燃え上がらんとしています。東京の講談とはビミョーにちがう、笑いあり涙ありサスペンスありのオモシロ話芸「上方講談」――そのブーム到来を予感させる本です。抜き読みの『太平記』『赤穂義士銘々伝』『寛政力士伝』『太閤記』『難波戦記』などのほか旭堂南海による学術的価値が高い「上方講談の来歴」も収録。
目次
Ⅰ 三代目旭堂南陵と上方講談
    三代目旭堂南陵――水戸黄門漫遊記より「矢の根八幡宮の由来」
    上方講談の来歴――旭堂南海
    三代目南陵の小南陵時代の随筆より――「最後の講談定席」

Ⅱ 三代目南陵が守り伝えた話芸
[第1席]旭堂一海――太平記より「楠木の泣き男」
           一海の講釈の講釈
[第2席]旭堂鱗林――赤穂義士銘々伝より「赤垣の婿入り」
           鱗林の講釈の講釈
[第3席]旭堂南湖――寛政力士伝より「雷電の初相撲」
           南湖の講釈の講釈
[第4席]旭堂南海――太閤記より「三日普請」
           南海の講釈の講釈
[第5席]旭堂南華――難波戦記より「淀君の威勢」
           南華の講釈の講釈
[第6席]旭堂南北――太閤記より「天王山の取りやり」
           南北の講釈の講釈
[第7席]旭堂南鱗――善悪二筋道
           南鱗の講釈の講釈
       
Ⅲ 師・三代目南陵を語る――直弟子と孫弟子、六人による座談会 
三代目南陵の直筆色紙
三代目南陵年譜
著者略歴(なみはや講談協会)
なみはや講談協会は上方講談師・三代目旭堂南陵の直弟子らで2017年に旭堂南鱗を会長として発足した上方講談師の団体です。2023年に一般社団法人化、南鱗が名誉会長に旭堂南華が会長となりました。二人のほか会員は旭堂南北、旭堂南海、旭堂南湖、旭堂鱗林、旭堂一海。いずれも三代目南陵から受け継いだ芸と志を大切にしながら上方講談の新たな可能性を拓くために日夜精進しています。
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