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タイトル |
五月の迷子 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 魚住 陽子 [著・文・その他]
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出版社 |
駒草出版 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2700円 |
シリーズ |
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ページ数 |
416p
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Cコード |
0095 |
発売予定日 |
2024-06-03 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他 |
ISBN |
9784909646774 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
俳句に閉じていく日々の物語 自身の創作への迷いのなかで作家は、俳句と小説のあわいに立ち上る詩情を紡いだ――
「小説の書けない時」と名付けられたパソコンのフォルダに残された物語。 月刊俳誌『つぐみ』に2001年から2006年まで書き綴った作品を中心に、掌編小説63編と俳句をまとめた一冊。
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目次 |
Ⅰ ・料理 ・蔦 ・指輪 ・美しい骨 ・言葉 ・猫 ・ホーム ・百足 ・作品 ・秘密 ・公園 ・ドーナッツ ・ダブルデライト ・怒りっぽい女 ・かけら ・プール ・花 ・包丁 ・エンゼルトランペット ・傷痕 ・足のない鳥 ・訃報 ・姉妹茸 ・山茶花日和 ・雪 走る ・花の雨 ・信仰 ・五月の迷子 ・温泉
Ⅱ ・甘い話 ・波濤 ・虹 ・命 ・車窓 ・雨 ・漂泊 ・訪問者 ・俯瞰 ・トスカーナの白い闇 ・日常と殺人 ・運命の女 ・惜春 ・別れの時計 ・六月の祭壇 ・白い服 ・階段の上 ・べりー、べりー、べりー ・二月の病室 ・女神のいる庭 ・聖夜に熊野町循環バスに乗る ・お喋りの樹 ・鮎の家 ・緑陰 ・絵手紙 ・パーティー ・羽虫 ・人の声 ・蝶の家 ・水の庭 ・私はテレビを消すことが出来ない ・ドライブ ・十月のベンチ ・夫婦
・月刊俳誌『つぐみ』 掲載句 |
著者略歴(魚住 陽子) |
1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校卒業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補など。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』などに作品を発表。2004年、腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。著書に『奇術師の家』(朝日新聞社)、『雪の絵』、『公園』、『動く箱』(新潮社)、『水の出会う場所』、『菜飯屋春秋』、『夢の家』、『坂を下りてくる人』、『半貴石の女たち』(ともに駒草出版)がある。2021年8月に腎不全のため死去。 |