『「藝」「際」「間」を究める ~JARFO三十年の歩み ~ 』の詳細情報
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タイトル |
「藝」「際」「間」を究める |
サブタイトル |
JARFO三十年の歩み |
著者 [著者区分] | 石田 淨 [著・文・その他]
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出版社 |
エディション・エフ |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
128p
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Cコード |
0095 |
発売予定日 |
2024-06-20 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他 |
ISBN |
9784909819178 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
《「鑑賞」が孕む真実とは何か。》
《鑑賞者の精神状態は、アーチストの人生経験が凝縮された作品を通して表出される「気」の影響を受ける。》(本文より)
政治活動にのめりこみ、歴史研究に没頭した男の人生は
とある企業メセナを担って以来
「運動としてのアート」へと大きく舵を切る。
芸術とは、作品とは何か。
創る者と観る者とのあいだには何が起こるのか。
今なお問い続ける石田淨、82歳にして初の単著。
(以上、帯の言葉)
【JARFOとは】Japan Art Forumの略称。「ジャルフォ」と呼称する。正式名称は「NPO法人京都藝際交流協会JARFO」。京都市内に2か所のギャラリースペースをもち、芸術家の活動や発表の支援を行っている。
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目次 |
目次
はじめに
第一章 私とは何者か
一 出生
二 十代~三十代 政治運動に憧れる
学生運動に没頭
大学院へ進み、幸徳秋水と社会主義を研究
ロシアへの関心
三 教職に就き、大いに学ぶ
アルバイトに明け暮れた学生時代
教育現場での五十年間
徹底した個の尊重に瞠目
バブル経済とメセナ
第二章 人生を変えた「メセナ」
メセナとは
一 徳島ハレルヤ製菓株式会社
創業者 岡 武男
全国に先駆けた文化芸術振興推進企業
二 任意団体JARFO結成
バブル経済の崩壊
フィリップス大学日本校
三 NPO法人 京都藝際交流協会JARFOの設立
任意団体からNPO法人へ
第三章 「藝(げい)」「際(きわ)」「間(あわい)」を究める
評価の基準とは
一 日本における作品の「鑑賞」と「評価」
美術教育の在りかたに疑問符
二 「藝際」に込めたもの
「藝」と「芸」
「際」
三 「間」とは
「あわい」は「あいだ」でも「ま」でも「かん」でもない
「気」とは何か あるのか、ないのか
JARFO三十年の歩み
【特別収録】
企業メセナの一形態 ――アートフォーラム三年間の歩み――
おわりに
参考文献
石田 淨 著作一覧
石田 淨 略歴
著者近影 |
著者略歴(石田 淨) |
石田 淨(いしだ・じょう)
1942年京都府舞鶴市生まれ。1973年立命館大学大学院文学研究科修士課程修了(西洋史専攻)。在学中より歴史教師として教鞭をとある。1993~96年、徳島県阿波之里アートフォーラム代表に就き企業メセナ活動に従事。1997年Japan Art Forum(JARFO)結成、代表に就任。 |