『もうひとつの精神分析入門 ~こころというフィールドとの出会い ~ 』の詳細情報

もうひとつの精神分析入門
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タイトル もうひとつの精神分析入門
サブタイトル こころというフィールドとの出会い
著者 [著者区分]■G. チヴィタレーゼ [著・文・その他]
■A. フェッロ [著・文・その他]
■筒井 亮太 [監修]
■川﨑 俊法 [翻訳]
■淺田 慎太郎  [翻訳]
■早瀬 三喜  [翻訳]
■檜山 笑  [翻訳]
出版社 木立の文庫 レーベル
本体価格
(予定)
2700円 シリーズ
ページ数 240p Cコード 3011
発売予定日 2024-07-05 ジャンル 専門/単行本/心理(学)
ISBN 9784909862341 判型 A5変形
内容紹介
精神分析の歴史――①心の痛みを診る(フロイト)/②二人の交流を語る(ウィニコット)/③プロセスを捉える(ビオン)をお復習いし、この本では「もうひとつ」歴史が拓かれます――④空間そのものの語りに耳を傾ける(フィールド理論)――「この場=fieldで何が起こっているのか?」という感覚は、あらゆる心理支援、全ての対人援助につながります。私たちを取り巻く文化・社会・環境・空気… その「間柄aida-gara」や「場合ba-ai」を意識して臨床感性を磨く。そんな“フィールド臨床学”の誕生を告げる入門書です。
目次
第1章 精神分析とは何か?
   古い言語と新しい言語
   精神分析は癒すのか?
   誰のための分析なのか?
   分析家が耳を傾けることと、
      友人や家族が話を聞くことに違いはあるのか?
   信 頼 性
   セッション頻度の問題
   患者の訪れ
   夢はいつも中心にあるのか?

第2章 無意識の発明
   ジークムント・フロイト
   メラニー・クライン
   ドナルド・ウィニコット
   ジャック・ラカン
   ウィルフレッド・R・ビオン

第3章 夢と情動フィールド
   夢と夢世界
   フィールドの進展
   臨床作業における夢

第4章 治療のさまざまな道具
   催眠術からカウチへ
   何度も思い出すこと
   真実にむけた欲動
   情動的共奏
   転移性恋愛と依存
   分析フィールドのモデル
   原初的な心的状態と、到達不能な無意識

第5章 児童・青年の分析

第6章 精神分析はひとつなのか、
   それともたくさんあるのか
   無意識というバベル
   新しいコモン・グラウンドに向けて?
   イタリアにおける精神分析

   用語解説
   推薦図書

言語に耳を傾けること――日本の読者に向けた解題
著者略歴(G. チヴィタレーゼ)
イタリアのパヴィアで個人開業を営む精神科医であり、精神分析家。イタリア精神分析協会SPI所属の訓練分析家でありスーパーヴァイザー。国際精神分析協会IPAと米国精神分析協会APsaAの会員でもある。W.ビオンの理論を拡張した「ポスト・ビオン派フィールド理論」を提起。
著者略歴(A. フェッロ)
イタリアのパヴィアで個人開業を営む精神科医であり、精神分析家。イタリア精神分析協会SPI所属の訓練分析家でありスーパーヴァイザー。国際精神分析協会IPAと米国精神分析協会APsaAの会員でもある。W.ビオンの理論を拡張した「ポスト・ビオン派フィールド理論」を提起。
著者略歴(筒井 亮太)
関西大学大学院心理学研究科修了。臨床心理士。
現在、たちメンタルクリニック・上本町心理臨床オフィス勤務。
著書に『寄り添うことのむずかしさ』共著〔木立の文庫, 2023〕など、訳書には、カッツ『精神分析フィールド理論入門』共訳〔岩崎学術出版社, 2022〕などがある。
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