『エトセトラ VOL.12』の詳細情報

エトセトラ VOL.12
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タイトル エトセトラ VOL.12
サブタイトル
著者 [著者区分]エトセトラブックス [編集]
出版社 エトセトラブックス レーベル
本体価格
(予定)
1400円 シリーズ
ページ数 144p Cコード 0036
発売予定日 2024-11-28 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784909910264 判型 A5
内容紹介
特集:戦争をやめる

「止(と)めようとしたのに」と、あとから言いたくない。
いま、ここで戦争を拒むフェミニストたちの意思表示号。

パレスチナへのジェノサイドはいまだ終わらず、日本も戦争に加担、あるいは戦争準備中としか感じられない昨今。フェミマガジン12号目は、これまで戦争に抗いつづけてきたフェミニストたちの経験と、反戦の意思を集める。戦争と女性史、軍事化にとりこまれるジェンダー問題、アートや詩で戦う表現者たち、各地で反戦活動するアクティビストたちの連帯の可能性などーー戦争と地続きでしかないこの日常において、ともに知り、次に動くための特集。論考、エッセイ、インタビュー、読者投稿ほか。
目次
特集:戦争をやめる

【寄稿】
本山央子「新しい戦争の時代における軍事主義とフェミニズム」

小山田浩子「すいか、クフィーヤ」

ゆか「パレスチナ連帯キャンプ日記」

申知瑛(シン・ジヨン)小山内園子訳「『不在』としてのみ与えられた存在の場所から: フェミニズム作家ヨンミの〈済州島4・3事件とハルマンたちのことば〉」

清末愛砂「力による支配を否定する――平和的生存権・9条・24条のトライアングル平和憲法論」

伊藤春奈(花束書房)「学び直し(アンラーン)の出版運動」

女性史研究者・鈴木裕子の仕事が伝える「女性と戦争」
伊藤春奈(花束書房)「戦争責任から目を逸らさない」
鈴木裕子さんに訊く/鈴木裕子さん自薦・主要編著作 

阿部小涼「主権から人権のほうへ」

【インタビュー】
森部聰子「福岡の女たちは、火曜日に街頭で戦争に反対する」

佐藤瑞枝「福岡で女たちの戦後を記録する」

【対談】
いちむらみさこ×ヴァル・リー「東アジアの島に住むアーティストたちは、暴力に抵抗するため想像する」

【詩】 
小原麗子「鏡台に関する一章/野菊」

(解説)柳原恵「戦争と家父長制に抗う女(おなご)たち」

ロシア語詩 三編(高柳聡子選・訳)
ダリア・セレンコ「死んで蒼ざめたロシアの花婿たち」
ガリーナ・ルインブ「無題」
リュドミーラ・ヘルソンスカヤ「無題」

(解説)高柳聡子「詩はわたしのトラウマである」

【版画】
魔女版画「戦争に抗う女たち」

【漫画】
小林エリカ「『女の子たち風船爆弾をつくる』新聞」

【レポート】
山本瑞穂「原爆、キリシタン、部落の歴史が刻まれた浦上を歩く」

【傍聴記】
小川たまか「エトセトラだから書ける傍聴記@那覇地裁」

【読者投稿】
あなたが最近不安に感じたこと

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【読書会】
水上文・桜庭一樹・高井ゆと里・山崎ナオコーラ・松尾亜紀子「李琴峰『言霊の幸う国で』読書会」

【インタビュー】
クイミー・タンバコに聞く、エクアドルのフェミニズム――苦しんでいる女性がいるなら、なんのための闘いなのか(聞き手・まとめ 岩間香純)

【フェミレポート】
エリフ・エルドアン「トルコのフェミニストたちのフェミサイドとの闘い」

【寄稿】
中上曜子(フランクに書店)「踊る伊藤野枝とわたし」

岩崎眞美子「『不妊手術を選ぶ権利』になぜ私たちは動揺するのか」

石田郁子「何者かになる前に、私は私でしかないし、それで十分過ぎる。」

【連載】
「祖母の話」/#4 河原千春「時代を超えてつなぐ襷(たすき)」

「寝た子を起こして、仲良くごはん」川﨑那恵/第二回「結婚差別」言説を問う
川﨑那恵

「アート・アクティビズム」北原恵/〈100〉「終わらない戦争――キム・キョンファのアトリエを訪ねて(釜山)」

「北京会議の前と後〜SRHR30年の足跡を探して〜」福田和子/第三回:北京会議のあと、ジェンダー政策で失われたもの

アーティストのフリースペース:堅田尚

私のフェミアイテム:碓井ゆい

NOW THIS ACTIVIST:山本蓮

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