『ある地方高校生の日記 一九五〇〜一九五三』の詳細情報

ある地方高校生の日記 一九五〇〜一九五三
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タイトル ある地方高校生の日記 一九五〇〜一九五三
サブタイトル
著者 [著者区分]秋浜悟史 [著・文・その他]
出版社 松本工房 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 320p Cコード 0095
発売予定日 2024-11-15 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784910067247 判型 A5
内容紹介
石川啄木を継ぐ才と謳われた岩手県渋民村出身の秋浜悟史(1934–2005)──劇作家・演出家、そして演劇教育者として多大な功績を残し、演劇界の巨星としてその名を知られている。本書は、その所在が長らく未見となっていた、岩手高校時代に秋浜が綴った貴重な日記である。戦争の影を引きずる中、詩作に耽り、映画に没頭し、演劇に音楽に、そして、酒と恋に身を焦がした瑞々しい青春譜が、70年の時を経てここに蘇る。
目次
「ある地方高校生の日記 一九五〇〜一九五三」

 一九五〇年(昭和二五) 
 一九五一年(昭和二六) 
 一九五二年(昭和二七) 
 一九五三年(昭和二八)
 注

「寄稿」

 いのうえひでのり
 大石時雄
 秋津シズ子
 岩崎正裕
 橋本じゅん
 古田新太
 高田聖子
 須川 渡
 内藤裕敬

「年譜」

 年譜作成にあたって
 秋浜悟史 年譜
 参考・引用文献一覧

附記
後記
著者略歴(秋浜悟史)
1934年(昭和9)3月20日、岩手県岩手郡渋民村(現・盛岡市渋民)に生まれる。47年、中高一貫の私立岩手中学校・高等学校に入学。54年、早稲田大学第一文学部演劇専修に入学。早大劇団・自由舞台に入団し、劇作や演出を担当。56年、『英雄たち』を「新劇」(白水社)に発表。58年、岩波映画製作所に入社し、羽仁進や東陽一、後に清水邦夫、田原総一朗などと共に活動。66年、退社し、以前より作・演出として関わっていたNHK俳優養成所出身者による劇団三十人会の活動に専念、のちに劇団代表となる。67年、『ほらんばか』の劇作ならびに演出により、第1回紀伊國屋演劇賞を受賞。故郷岩手の言葉から生み出される詩と音楽と狂気とを織り混ぜ、時代を凝視する作品を次々と発表。69年、『幼児たちの後の祭り』に至るまでの諸作品の成果により、第14回岸田國士戯曲賞を受賞。73年の劇団三十人会解散以降、活動の比重を徐々に東京から関西に移す。
1979年、大阪芸術大学舞台芸術学科講師に着任(87年教授、96年学科長、97年大阪芸術大学大学院芸術制作研究科の指導教官)。同年、滋賀県の知的障害者施設「あざみ・もみじ寮」第…
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