『映画に導かれて暮らす韓国 ~違いを見つめ、楽しむ50のエッセイ ~ 』の詳細情報

映画に導かれて暮らす韓国
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タイトル 映画に導かれて暮らす韓国
サブタイトル 違いを見つめ、楽しむ50のエッセイ
著者 [著者区分]成川 彩 [著・文・その他]
出版社 クオン レーベル K-BOOK PASS
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 244p Cコード 0095
発売予定日 2024-10-05 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784910214528 判型 46
内容紹介
韓国で映画を学びながら日韓の社会や文化の違いに直面し歴史的な関係に想いをはせ、さまざまな出会いに感謝する――。

映画ライターの著者が肌で感じたことをありのままに綴った等身大エッセイ集!

「韓国へ来る友人、知人を見ていると、日本と違う韓国に接した時、大きく二通りの反応が見られます。「え、日本と違う・・・」と引いてしまう人、「日本と違うね!」とおもしろがる人。私は後者でありたいと思います。なんで違うのか、その背景も知りたい。そういうことの積み重ねで、互いの理解が深まっていけばいいな、と願います」
――あとがきより
目次
一 映画が教えてくれた
セウォル号事故 映画で知ったこと
『1987、ある闘いの真実』のように熱かった日本
「C級映画」の魅力
『軍艦島』に対する日韓の反応
『金子文子と朴烈』に出演した在日コリアン
『ニッポン国vs泉南石綿村』に見た「現代の奇跡」
刺激的な韓国作品、穏やかな日本作品
『冬のソナタ』から『パラサイト』へ
タブーを破った映画『主戦場』
韓国で二人目の女性監督
『東京裁判』を通して、戦争責任について考える
釜山国際映画祭常連の是枝裕和監督
「釜山国際映画祭の父」キム・ドンホさん
『キューポラのある街』に触発されて
映画に導かれて

二 韓国に暮らして
触れてこそ理解できる異文化
分かち合う韓国の食文化
「スペック」重視への疑問
小確幸を求めて
#Me Too運動と『82年生まれ、キム・ジヨン』
「外見至上主義」の国
日本のお正月、韓国のソルラル
何のための不買運動?
ちょうどいい距離感
スホランとバンダビをご存じですか?
ドラマ『孤独のグルメ』が韓国で人気の理由
日韓のアイドルの違い
記憶の彼方の? 
IMF通貨危機
認知症をめぐって思うこと
韓国の不思議な「ゆとり」
『半沢直樹』で知る日本
変化を好む韓国
日本人は蝶のバッジをつけられない?
「忖度」と表現の不自由展
韓国で「漢字」を考える
K-POPブームを見つめる別の視線

三 出会いと発見
「コプチャンチョンゴル」韓国デビュー二〇周年
「勝手に韓国広報課」で活動
尹東柱の「序詩」と茨木のり子
慰安婦問題をめぐるバッシング
東国大学での在日コリアン研究
李鳳宇さんにもらった勇気
近くて近い国へ
コロナが結んだ縁

四 韓国各地を訪れて
美しい風景に隠れた済州の痛み
ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』の大邱
韓国の地方で見た「日本」
未来都市松島
韓国も日本も地域によって様々
日中韓が共存する群山

あとがき
著者略歴(成川 彩)
成川 彩=著
韓国在住文化系ライター。二〇〇八〜二〇一七年、朝日新聞記者として文化を中心に取材。二〇一七年からソウルの東国大学大学院へ留学し、韓国映画を学びながら、中央日報(韓国)や共同通信をはじめ、日韓の様々なメディアで執筆。KBS WORLD Radioの日本語番組「玄海灘に立つ虹」で韓国の本や映画を紹介している。二〇二三年、『現地発 韓国映画・ドラマのなぜ?』(筑摩書房)を刊行。同年、鶴峰賞言論報道部門大賞を受賞。
公式ウェブサイト https://ayanarikawa.com/
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