『美を感じる』の詳細情報

美を感じる
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 美を感じる
サブタイトル
著者 [著者区分]■キム・ヨンフン [著・文・その他]
■砂上麻子 [翻訳]
■伊賀山直樹 [翻訳]
■村山哲也 [翻訳]
出版社 クオン レーベル クオン人文・社会シリーズ
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 192p Cコード 0070
発売予定日 2024-12-05 ジャンル 一般/単行本/芸術総記
ISBN 9784910214603 判型 46変形
内容紹介
五感で感じる美しさとはどういうものなのか? 
私たちが追い求める美しさの意味は何なのだろうか? 
美しい人生とは何なのか?――

こうした問いは、いまだに多くの人にとって明確な答えが出せない謎のようなものだ。この謎のような問いに答えるために、私たちの生活を見つめながら美しさについて考えてみよう。

**
「クオン人文・社会シリーズ」最新刊では、「美」という壮大なテーマを取り上げます。“五感”を切り口に、さまざまな美について考察します。
目次
プロローグ

1. 美しさと感覚そして文化――三つの円

2. 外界を見つめる視線
視覚と感情/文化によって異なる色の意味/五方色の国、韓国/文化によって異なる形の意味/光と造形/見るということの意味

3. 香りに与えられた多様な価値と意味
嗅覚と感性の記憶/香水と衛生/香りと宗教祭儀/香りと階級/香りの美学/香と修行

4. 体で感じる
触覚と外部世界/触覚――外部から内面へ/触覚言語と感情/触覚と欲望/触覚産業とアジア/触覚と美

5. 美食とは何か
「味」とは一体何か/私たちが誤解している舌の地図と五つの基本の味/味覚と香り/味覚と美食文化の多様性/味覚とビジネス――何が最高の味か

6. 騒音と音楽の境界はどこにあるのか
音、騒音、音楽/音楽と統治/サムルノリとは何か/音楽の果てとは何か/音楽に国境はないのか

7. 感覚体験と美的感性
感覚の相互交差――共感覚の世界/感覚と感性の訓練――東アジアの伝統/どのようにして美に近づくか/再び現実へ――なぜいまだに感覚なのか

エピローグ
原註・参考文献
著者略歴(キム・ヨンフン)
著者:キム・ヨンフン
梨花女子大学国際大学院韓国学科教授。文化人類学博士。著書に『韓国人の作法』(集英社新書)、『文化と映像』、『韓国の美をとりまく談論の特性と意味』などがある。
著者略歴(砂上麻子)
訳者:砂上麻子(すながみ あさこ)
韓国映画「シュリ」を見て韓国語の学習を始める。新聞社に勤務する傍ら、チェッコリ翻訳スクール等で翻訳を学ぶ。韓国映像資料院編『韓国映画100 選』(桑畑優香訳、クオン、2019 年)に翻訳協力。本書ではプロローグ、3 章、6 章を担当。
著者略歴(伊賀山直樹)
訳者:伊賀山直樹(いがやま なおき)
東京都出身。チェッコリ翻訳スクール等で韓国語と翻訳を学ぶ。韓国映像資料院編『韓国映画100 選』(桑畑優香訳、クオン、2019 年)、申重鉉編『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱市民たちの記録』(CUON 編集部訳、クオン、2020 年)に翻訳協力。本書では1 章、5 章、7 章、エピローグを担当。
著者略歴(村山哲也)
訳者:村山哲也(むらやま てつや)
神田外語大学、コリ文語学堂、チェッコリ翻訳スクール等で韓国語と翻訳を学ぶ。韓国映像資料院編『韓国映画100 選』(桑畑優香訳、クオン、2019 年)に翻訳協力。実用書をはじめ、戯曲・鄭慶珍作「青々とした日に」『韓国現代戯曲集Ⅺ』(日韓演劇交流センター、2023 年)などを翻訳。本書では2 章、4 章を担当。
他の書籍を検索する