『チャン・ソク詩選集 ぬしはひとの道をゆくな』の詳細情報
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タイトル |
チャン・ソク詩選集 ぬしはひとの道をゆくな |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■チャン・ソク [著・文・その他] ■戸田郁子 [翻訳]
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出版社 |
クオン |
レーベル |
セレクション韓・詩 |
本体価格 (予定) |
2000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
216p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2024-10-18 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784910214634 |
判型 |
46変形 |
内容紹介 |
大海原で
知を詠い、人を詠う
チャン・ソクは、かつて森の若いクヌギだった炭の声で宇宙を語り、
錆びた釘とひずんだ板のかたい抱擁に自らの死を哲学し、
生の全貌にふりつもる初雪の下に〈愛〉を探す。
彼の詩を読むと、自分の詩がいつしか忘れていたものが
見えてくる。まだ間に合うだろうか。
もう一度最初から書き始めよう。
――四元康祐
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目次 |
一部 風が吹いてくる 散らばれ
二部 すべての宇宙がわたしの背後だ
三部 おいしいひとになります
四部 つぶれて踏みにじられた血の跡
五部 波はおのれの道をゆくもの
解説 紅梅の銀河にひびく人間の歌(四元康祐)
訳者あとがき
作品一覧(原著掲載順) |
著者略歴(チャン・ソク) |
著:チャン・ソク(張碩 장석)
1957年釜山生まれ。ソウル大学国語国文学科に在学中の1980年、朝鮮日報新春文芸の詩部門に「風景の夢」が選ばれ詩人としてデビュー。
その後40年間、詩を発表することはなかったが、2020年に第一詩集『愛はようやくいま生まれたばかり』と第二詩集『この星の春』 を刊行。以降『海辺にうっぷしている子どもに』『煤けた告白』と詩集を立て続けに出している。 |
著者略歴(戸田郁子) |
訳:戸田郁子
韓国在住の作家、翻訳家、編集者。
仁川で100年前の日本式木造家屋を再生し「仁川官洞ギャラリー」を運営中。中国朝鮮
族の古い写真を整理した『東トン柱ジュの時代』『記憶の記録』『私たちは国の王』、資料集『モダン仁川』『80年前の修学旅行』、口承されてきた韓国民謡を伽倻琴の楽譜として整理した『ソリの道を探して』シリーズなど、文化や歴史に関わる本作りを行っ
ている。著書に『中国朝鮮族を生きる 旧満洲の記憶』(岩波書店)、『悩ましくて愛しいハングル』(講談社+α文庫)、『ふだん着のソウル案内』(晶文社)など、翻訳書に『黒山』(金薫著、クオン)
ン)など多数がある。 |