『偶像の涙』の詳細情報

偶像の涙
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 偶像の涙
サブタイトル
著者 [著者区分]■チョン・サングク(全商国) [著・文・その他]
■金子博昭 [翻訳]
■全商国 [著・文・その他]
出版社 クオン レーベル 韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ
ページ数 116p Cコード 0097
発売予定日 2024-11-15 ジャンル 一般/単行本/外国文学小説
ISBN 9784910214665 判型 B6変形
内容紹介
心の平和を望み、孤独になりたくない「僕」らが畏怖するのは、ただの乱暴者なのか、それとも孤高の存在なのかーー

ことあるごとに暴力で周囲を威圧する不良グループのリーダー・ギピョ、クラスの秩序を保とうとする担任教師、そして級長ヒョンウ。各者の対立と葛藤を見守る高校二年生のユデが視点人物だ。
中学・高校で19年間にわたって国語教師を務めた作家による、学校を舞台にしたアイロニカルな物語。

【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】
翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を
日本語と韓国語の2言語で読むことができるシリーズです。
韓国語の朗読をYouTubeで聴くことも可能です。
目次
著者略歴(チョン・サングク(全商国))
著者:チョン・サングク(全商国)
1940 年江原道生まれ。満10 歳のときに朝鮮戦争が勃発し、家族とともに避難生活を経験した。慶煕大学国語国文学科在学中の1963 年に短編小説「同行」が朝鮮日報新春文芸に当選しデビュー。
卒業後、中学・高校の国語教師として19 年間江原道とソウルで勤務。その傍ら、執筆活動を続け、また慶煕大学大学院修士課程を修了した。中短編小説に本作「偶像の涙」のほか「アベの家族」など多数、長編小説に『燃える山』『道』『裕貞の愛』などがあるほか、多くのエッセイも発表している。現代文学賞、大韓民国文学賞、東仁文学賞、尹東柱文学賞などを受賞。
邦訳に「沈黙の眼」(高演義訳、『朝鮮幻想小説傑作集』所収、白水社)、「朽ちない種子」(姜尚求訳、『韓国の現代文学4』所収、柏書房)ほか。江原大学名誉教授、金裕貞記念事業会名誉理事長。
著者略歴(金子博昭)
訳者:金子博昭
新潟大学法学部卒業。延世大学韓国語学堂などに語学留学。新潟市役所で国際交流事業の企画運営や通訳翻訳に従事。2009 年より「新潟で韓国と北朝鮮の現代小説を読む会」に参加し、文芸作品の読解と翻訳を学ぶ。
第7回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて最優秀賞を受賞。
著者略歴(全商国)
著者:全商国(チョン・サングク)
1940 年江原道生まれ。満10 歳のときに朝鮮戦争が勃発し、家族とともに避難生活を経験した。慶煕大学国語国文学科在学中の1963 年に短編小説「同行」が朝鮮日報新春文芸に当選しデビュー。
卒業後、中学・高校の国語教師として19 年間江原道とソウルで勤務。その傍ら、執筆活動を続け、また慶煕大学大学院修士課程を修了した。中短編小説に本作「偶像の涙」のほか「アベの家族」など多数、長編小説に『燃える山』『道』『裕貞の愛』などがあるほか、多くのエッセイも発表している。現代文学賞、大韓民国文学賞、東仁文学賞、尹東柱文学賞などを受賞。
邦訳に「沈黙の眼」(高演義訳、『朝鮮幻想小説傑作集』所収、白水社)、「朽ちない種子」(姜尚求訳、『韓国の現代文学4』所収、柏書房)ほか。江原大学名誉教授、金裕貞記念事業会名誉理事長。
他の書籍を検索する