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タイトル |
オクシアーナへの道 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■ロバート・バイロン [著・文・その他] ■小川高義 [翻訳]
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出版社 |
素粒社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
416p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2024-10-28 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784910413129 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
ブルース・チャトウィンが「聖典」と呼び、グレアム・グリーンやイーヴリン・ウォーが賞賛した戦間期の傑作紀行文学がついに本邦初訳。
ブルース・チャトウィンによる解説「アフガニスタン哀歌」を併録。
戦間期の1933年、才気煥発な20代の青年ロバート・バイロンは、イスラム建築の源流をもとめて、地中海からペルシャをめぐり、アフガニスタン北部〈オクシアーナ〉と呼ばれる地をめざす――
未だ見ぬ異国の美と精神への渇望につき動かされつつ、その地の風土・文化・人心を犀利な批評眼で描き切った旅の記録。
◎「ガーディアン」紙が選ぶオールタイムベストノンフィクション100
【推薦】
湿潤の日本を逃れて、この乾燥と砂の高地に行きたい。
荒い男たちがいて、遺跡があって、旅路の果てにヘラートの豪奢がある。
更に先、遂にオクサス川の水に身を浸す、アレクサンダー大王のように。
――池澤夏樹
戦間期において、小説には『ユリシーズ』があり、詩には『荒地』があったように、旅行記には『オクシアーナへの道』があった。
――ポール・ファッセル
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目次 |
第一部
ヴェニス
〈イタリア号〉
キプロス
キレニア
ニコシア
ファマグスタ
ラルナカ
〈マーサ・ワシントン号〉
パレスチナ
エルサレム
シリア
ダマスカス
ベイルート
ダマスカス
イラク
バグダッド
第二部
ペルシャ
ケルマンシャー
テヘラン
ゴルハク
テヘラン
ザンジャーン
タブリーズ
マラーゲ
タスル・カンド
サオマ
カラジュルク
アク・ブラーグ
ザンジャーン
第三部
テヘラン
アヤネ・ヴァルザン
シャールード
ニシャプール
マシュハド
アフガニスタン
ヘラート
カルク
カラエナウ
ラマン
カルク
ヘラート
ペルシャ
マシュハド
テヘラン
第四部
テヘラン
クム
デリジャン
イスファハン
アバデ
シーラーズ
カヴァル
フィルザバード
エブラヒマバード
シーラーズ
カゼルーン
ペルセポリス
アバデ
イスファハン
ヤズド
バーラマバード
ケルマーン
マハン
ヤズド
イスファハン
テヘラン
ソルターニーイェ
テヘラン
第五部
シャーヒー
アステラバード
ゴンバデ・カーブース
バンダール・シャー
セムナーン
ダームガーン
アッバサバード
マシュハド
カーリーズ
アフガニスタン
ヘラート
ムクール
バーラー・モルガーブ
メイマネ
アンドホイ
マザーリシャリーフ
クンドゥーズ
ハーナーバード
バーミヤン
シバール
チャーリーカール
カブール
ガズニー
カブール
インド
ペシャワール
〈フロンティア・メール鉄道〉
〈マロージャ号〉
イングランド
セイバーネイク
「アフガニスタン哀歌」 ブルース・チャトウィン
ロバート・バイロン略歴 |
著者略歴(ロバート・バイロン) |
1905年イギリス生まれの作家、歴史家。上位中産階級の出身で、詩人のバイロン卿とは同姓だが、直接の親戚関係はない。オックスフォード大学(マートン・カレッジ)卒業後、ギリシャを旅した記録をまとめて、東方世界の美術・建築に詳しい旅行作家として頭角を現す。旅の範囲はインド、チベット、ロシアにも広がったが、最大の成果と見なされるのは、地中海東部からペルシャ、アフガニスタン北部への旅を記録した『オクシアーナへの道』(1937年)で、グレアム・グリーンやイーヴリン・ウォーの賞賛をうけ、ブルース・チャトウィンは自分の「聖典」だったと語った。1941年、乗っていたエジプト行きの船が、ドイツ軍の魚雷攻撃を受けて沈没。享年35。 |
著者略歴(小川高義) |
1956年横浜生まれ。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家、東京工業大学名誉教授。著書に『翻訳の秘密』(研究社)、訳書にH・ジェイムズ『デイジー・ミラー』(新潮文庫)、J・ラヒリ『停電の夜に』(新潮社)、E・ヘミングウェイ『老人と海』(光文社古典新訳文庫)、E・ストラウト『オリーヴ・キタリッジの生活』(早川書房)など。 |