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タイトル |
「記憶」のなかの戦後史 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 向井 承子 [著・文・その他]
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出版社 |
フェミックス |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
296p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-08-09 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784910420288 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
いま語り継ぐ---問い続けたい戦後史
空襲下を逃げ惑った6歳の女の子は、焦土となった東京を逃れ北海道へ。GHQの民主主義教育の実験校の中学での生徒会活動、安保闘争、県庁勤務を経て、日本婦人有権者同盟に子連れ出勤し、戦前から婦人の権利獲得運動をたたかってきた市川房枝や大先輩たちの活動に身を投じる。やがて子育てや老親介護を通して、老いや病、障害などの課題に直面。生活者だからこそ見える問題をつぎつぎ世に問い続けるノンフィクションライターとなる。
戦争の記憶も薄れつつあるいま、戦後史の節目節目に考え、書いてきた筆者の貴重な「記憶」を、これからの人たちに、届けることができればと思います。
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目次 |
「記憶」のなかの戦後史 目次
はじめに
序章 戦火の子
第1章 敗戦から民主主義教育・実験校 1 敗戦……飢餓の町 2 墨塗り少国民 3 豚とシラミとDDT 4 民主主義教育・実験校
第2章 六〇年代から高度成長期 5 六〇年安保 6 高度成長前夜 ─ 地方から 7 転機 ― 子の手をひいて 8 狭間に立つ ― 七〇年代、変貌する時代と家族 9 七〇年代―「公害」の時代
第3 人間と技術の関係から「記憶」をたどる 10 侵されていくいのち 11 PCB―廃棄物問題の夜明け前 12 子どものいのちとの出会い 13 農村婦人問題
第4章 いのちへの政治介入 14 米国は何処に 15 天命なき時代 16 いのちへの政治介入
第5章 女は自分のことばでもっと語らねば 17 時代のなかの死 18 霧のなかの記憶 19 失速の時代 1 20 イラク戦争 ─ 女たちの意見広告 断章 二〇二四年
あとがき |
著者略歴(向井 承子) |
向井 承子(むかい・しょうこ) 1939年、東京都生まれ。ノンフィクション・ライター。北海道大学法学部卒業。北海道庁勤務後、市川房枝存命時の「日本婦人有権者同盟」の機関紙編集者を経て、ノンフィクション・ライターとなり、医療を中心としたテーマを執筆。著書に『女たちの同窓会 二十三年目のクラスメイトと女の現在』(JICC出版局、1980、のちにちくま文庫)、『小児病棟の子どもたち』(晶文社、1981)、『たたかいはいのち果てる日まで 医師中新井邦夫の愛の実践』(新潮社、1984。のちちくま文庫。エンパワメント研究所、2007)、『病いの戦後史 体験としての医療から』(筑摩書房、1990)。『患者追放 行き場を失う老人たち』(筑摩書房、2003)など多数。 『くらしと教育をつなぐWe』に、木村榮との連載「往復書簡」(166~186号)に続き、「『記憶』のなかの戦後史」(189号[2014年4/5月号]〜221号[2019年8/9月号])、「八十路雑感」(222号[2019年10/11月号]〜)を連載中。 |