『花火と残響』の詳細情報

花火と残響
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タイトル 花火と残響
サブタイトル
著者 [著者区分]ササキアイ [著・文・その他]
出版社 hayaoki books レーベル
本体価格
(予定)
1700円 シリーズ
ページ数 Cコード 0095
発売予定日 2024-08-22 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784910767048 判型 B6変形
内容紹介
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予定通りに上手くいかなかった思い出ほど振り返ったときになんだか愛しかったりして、そういう微妙な心のさじ加減はまだAIなんかに悟らせるものか、と思ってしまう。
(「その思い出、私にくれない?」より)
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誰にだって、“特別じゃないのに忘れられない夜”がある——。

作家・燃え殻、こだま 絶賛!!
大人になってしまったあなたへ送る、人生の軌跡をほの明るく照らす26編。

「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。

(装丁:飯村大樹、装画:原倫子)

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【応援・推薦コメントが続々届いています!】

アイさんとおしゃべりしているような気分。
「それでここだけの話さ」って。(燃え殻/作家)

日々の営みや淡い思い出をそっと闇夜に打ち上げるような、綴る悦びに満ちている。(こだま/作家)

自分は何者にもなれなかったと言う人が、こんなにも美しく乾いた文章を書いた。それは彼女が日々を大切に生きてきた証だ。(爪切男/作家)

記憶の中の忘れ物をふいに届けてもらえたような感動。すべてのエピソードをドラマ化したくなりました。(佐藤佐吉/映画監督)

スマホはないしニトリもない。何者でもない。そんな何かが満ち足りなかったあの頃をかくも輝かせて見せるのだ。記憶を背負って生きる人間の本能と、日々の生活で磨かれた才能を見た。(高石智一/編集者)

ちょっと切なくて、懐かしくて、愛おしい日々。
その残響が、きっと読む人の過去も未来も花火のように照らしてくれる。
心に染みる、ちいさなお守りのようなエッセイたち。(鈴木永一/本屋イトマイ 店主)

人生はいいものなのかもしれないな。
アイさんの本を読んでいたら、なぜかほっとして涙が出た。(渡辺愛知/雑貨と本gururi 店主)

34年間住んだ東京を離れて九州に戻ったのに、こんなことを書かれるとまた青春したくなって帰りたくなるじゃん!(神田裕/本と羊 店主)

あなたの声は消えてしまっても、その響きはわたしの中に残り続けてる。
ササキさんの言葉で、思い出した。(熊谷充紘/twililight 店主)

まだ見ぬこれからに不安を添加して想いを馳せるのもいいが、過去をゆったり振り返ることにより、未来に想いを馳せることもできる。毎日がかけがえのないものだ、そんな気持ちになる一冊。(中川和彦/スタンダードブックストア 店主)
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目次
その思い出、私にくれない?

66と99
いつの夏 だれの夏
引き潮
架空の娘
彼岸と此岸の日記
Camera! Camera! Camera!
アイコについて
飼う人
宴の風景
下北沢、ボブ・マーリー、街の上で、
フリーズドライ
何者かになりたかった私へ
サウナ惑星
コーポ追憶201
海に眠る馬
三日月みたいな爪の切り屑
福耳
カブトムシ
キッチン
ヨルホンヤ
帝王のお腹、ボスザルの背中
フラガール
苦くて甘くて香ばしい
化粧
著者略歴(ササキアイ)
会社員として働く傍ら、Webメディアやフリーペーパー、自費出版誌等でエッセイを執筆。本作が初の書籍となる。X(Twitter):@onelove3152
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