『第七の男』の詳細情報

第七の男
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タイトル 第七の男
サブタイトル
著者 [著者区分]■ジョン・バージャー [著・文・その他]
■ジャン・モア [写真]
■金 聖源 [翻訳]
■若林恵 [翻訳]
出版社 黒鳥社 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0036
発売予定日 2024-05-15 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784910801001 判型 A5変形
内容紹介
ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー"が、今から50年前に放った鮮烈なドキュメンタリー。欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」、待望の初訳!

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最も政治的で、最も先鋭的で、
最も激しい告発をもって、
最も気高い人間性を証明する。
ジョン・バージャー。
私たちが最も長く愛する作家 。

──キム・ソヨン
(詩人/『数学者の朝』『一文字の辞典』ほか)


ジョン・バージャーは、わたしが親密な繋がりを感じる作家のひとりです。
彼の作品は、美と政治の双方に深く関わっているからです。

──レベッカ・ソルニット
(作家・批評家/『ウォークス』『オーウェルの薔薇』ほか)


文章をもって世界の見方を
一変させてしまう作家は数少ない。
バージャーは、そのひとりだ。

──ジャーヴィス・コッカー
(音楽家)


バージャーの作品には、
愛と、芸術と、政治と歴史をめぐる洞察が
つねに折り重ねられている。
──アリ・スミス
(作家/『春・夏・秋・冬』4部作、『両方になる』ほか)


現代英文学において、
バージャーは比類なき存在だ。
ロレンス以降、わたしたちの感覚世界に
これほど配慮しながら、良心をめぐる重大事に
応答した作家はいない。

──スーザン・ソンタグ
(作家・批評家)


バージャーのおかげで、世界は住みよくなった。

──アルンダティ・ロイ
(作家/『小さきものたちの神』『帝国を壊すために』ほか)

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目次
著者略歴(ジョン・バージャー)
1926年ロンドン生まれ。小説家・批評家・画家・詩人。1972年、英国BBCで企画/脚本/プロデュースのすべてを担当したTV番組4部作「Ways of seeing」で広く存在を知られる。同名書籍は美術批評界の金字塔とされ、欧州市民の多くがアートや文化理論を理解する契機を得たとされる。同年小説『G.』でブッカー賞を受賞。70年代からフランス農村に拠点を移し表現活動を続け、2017年に90歳で逝去。主著『イメージ──視覚とメディア』(伊藤俊治訳/ちくま学芸文庫、2013年)、『G.』栗原行雄訳(新潮社、1975年)、『果報者ササル』村松潔訳(みすず書房、2016年)、『批評の「風景」ジョン・バージャー選集』山田美明訳(草思社、2024)など。
著者略歴(ジャン・モア)
1925年、ジュネーヴ生まれ。ドキュメンタリー写真家。赤十字国際委員会(ICRC)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA)等の人道支援団体と帯同し、その記録作品で知られる。ジョン・バージャーと50 年に渡る親交のなか多くの共作を残したほか、エドワード・サイードとの共作でも知られる。戦地の人びとの目線を記録したその写真の多くは、現在スイス・エリゼ写真美術館に収蔵されている。日本でも過去に二回、広島 平和記念公園で野外写真展が開催された。2018年に93歳で逝去。主著『果報者ササル』(ジョン・バージャーとの共著/村松潔訳/みすず書房、2016 年)、『パレスチナとは何か』(エドワード・サイードとの共著/島弘之訳/岩波書店、1995 年)など。
著者略歴(金 聖源)
1985年ソウル生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2007年電通入社。国内外大手企業の広告制作と新規事業開発に従事。2019年ロンドン大学ゴールドスミスで文化起業論、2020年に奨学生としてブリストル大学で移動・移民学のふたつの修士号を取得。英フィナンシャル・タイムズ勤務を経て、東京を拠点に異文化間コミュニケーションや日英韓の文化翻訳活動を展開している。
著者略歴(若林恵)
1971年神戸生まれ。編集者。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。1995年平凡社入社。『月刊太陽』編集部を経てフリーランスとして活動後、2012年より『WIRED』日本版編集長に就任。退任後、2018 年に黒鳥社を設立。近著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(宇野重規との共著/中央新書/2023年)、『「忘れられた日本人」をひらく:宮本常一と「世間」のデモクラシー』(畑中章宏との共著/黒鳥社/2023年)がある。
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