『マルクス物象化論の研究 ~貨幣・資本と人格変容 ~ 』の詳細情報

マルクス物象化論の研究
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タイトル マルクス物象化論の研究
サブタイトル 貨幣・資本と人格変容
著者 [著者区分]渡辺憲正 [著・文・その他]
出版社 桜井書店 レーベル
本体価格
(予定)
4000円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 3010
発売予定日 2024-09-30 ジャンル 専門/単行本/哲学
ISBN 9784910969046 判型 A5
内容紹介
人格変容という視座でマルクスの物象化論をトータルに読み直し、再構築する。
キーワードは〈物象の人格化と人格の物象化〉
「物象化論には物象化論として論じるべき特有の問題がある。特有の問題とは何か。それは、物象化が今日なお人びとの在り方を拘束し、人格変容をもたらす根拠となり、生活の貧困と隷属、苦悩を根底的に規定する要因となっていることである。」(著者)
目次
序論  物象化論のテーマ
第1章 マルクス物象化論の生成
第2章 『経済学批判要綱』の貨幣・資本論
第3章 商品・貨幣と人格変容
第4章 資本の諸過程と人格変容
第5章 貨幣・資本(物象化)の廃棄
著者略歴(渡辺憲正)
関東学院大学名誉教授
1948年生まれ
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学
専門はマルクス研究、社会思想史、イデオロギー論
著書
『近代批判とマルクス』(青木書店、1989年)、
『唯物史観と新MEGA版「ドイツ・イデオロギー」』(共著、社会評論社、2018年)
『イデオロギー論の再構築』(青木書店、2001年)

『「ドイツ・イデオロギー」の研究:初期マルクスのオリジナリティ』(桜井書店、2022年)
『マルクス所有形態論の研究:所有と個体性の世界』(桜井書店、2023年)
本書を含め、マルクス研究3部作完結
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