『荒磯海のシンとジン』の詳細情報

荒磯海のシンとジン
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タイトル 荒磯海のシンとジン
サブタイトル
著者 [著者区分]豊原清明 [著・文・その他]
出版社 人間社 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 84p Cコード 0092
発売予定日 2024-06-10 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784911052129 判型 46
内容紹介
中原中也賞詩人、渾身の第5詩集。
詩は妖精として現れた。
「映画は撮れないけれど、紙の上で、「映画みたいな詩・映画師」を書きたいと思った。その夜、キリストに祈ってから就寝したのだが、夢で、「シンとジン」という妖精の姿を克明に見た。まるで、啓示のように(「あとがき」より)。
目次

碧玉の木のような魚
古の人明け方の国土
荒野のカウンター
続・ロシア
十字架の男
雷の熱
夢幻雪月花列車
ひまわり
兵隊の国
国のない人たちは
鐘を激しく打つ子ども
砂漠の冷たい 肌
ザクロの小庭で
石と小石は 建築物と人間は
一つの人間の放課後


荒磯海のシンとジン
極彩色のシンとジンは
記憶の砂について
ゆめの王国を夢見る人
海にかえったジャズ隊は
幻の貧しい魚
海の話し声
夢野原で重荷を燃やす
かがやくうみはぼくらをともす
荒磯海の歌

あとがき
著者略歴(豊原清明)
1977 年生まれ神戸市生まれ。詩集『夜の人工の木』で第1回中原中也賞受賞。個人詩誌『白黒目』を2005年から毎月発刊。「Lyric Jungle」「現代詩神戸」等、同人。
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