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タイトル |
野村純一 怪異伝承の世界 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■大島廣志 [編集] ■野村純一 [著・文・その他]
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出版社 |
アーツアンドクラフツ |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3300円 |
シリーズ |
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ページ数 |
288p
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Cコード |
0039 |
発売予定日 |
2024-10-22 |
ジャンル |
一般/単行本/民族・風習 |
ISBN |
9784911356012 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
精霊・鬼・化物・幽霊の正体を明かす。 〈都市伝説〉研究の先駆けとなった「口裂け女」や「ニャンバーガー」、昔話に登場する鬼や幽霊、化け猫、さらに民俗事象とのかかわりの深い本所や新潟の「七不思議」や「六部殺し」「百物語」「ザシキワラシ」など、昔話・伝説・世間話・都市伝説の全分野で怪異伝承論を展開した民俗学者の記念碑的論考をまとめる。
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目次 |
*怪異伝承と都市伝説 「一寸怪」の素姓 未来を予見する「件」 都市型妖怪「口裂け女」 ニャンバーガーは猫の肉 東京発「狸の偽汽車」 *怪異を語る昔話 一眼一脚神の消息 「女房の首」の話 昔話と鬼 隠岐の化猫譚 *怪異伝承と民俗 七不思議とは何か 世間話と「こんな晩」 「子育て幽霊」の来る夜 「百物語」の位置 もうひとりの「ザシキワラシ」 |
著者略歴(大島廣志) |
1948年、東京生まれ。國學院大學で野村純一の指導を受け、口承文芸学を学び、全国各地の昔話を記録する。昔話、伝説、小泉八雲、近代における外国昔話の受容と展開、現代伝説の分析等についての論文がある。著書『民話―伝承の現実』(三弥井書店)、編著に『野村純一 怪異伝承を読み解く』『怪異伝承譚』『日本災い伝承譚』(アーツアンドクラフツ)など。現在、昔話勉強会「大島塾」、「四季語りの会」主宰。NPO法人「語り手たちの会」理事。 |
著者略歴(野村純一) |
東京・下谷生まれ。國學院大学在学中に、国文学の臼田甚五郎の指導を受ける。國學院大学の講師時代に説話研究会・民俗文学研究会で昔話採訪を指導。同大助教授を経て教授。『昔話伝承の研究』(1984年)で第7回角川源義賞、『日本伝説体系』(共編、1990年)で第44回毎日出版文化賞を受賞。2013年には『野村純一著作集』全9巻が完結した。 |