『騎士と坑夫 ~髙野吾朗詩集 ~ 』の詳細情報

騎士と坑夫
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タイトル 騎士と坑夫
サブタイトル 髙野吾朗詩集
著者 [著者区分]■髙野 吾朗 [著・文・その他]
■San Gertz Nigel Nina Ricci [イラスト]
出版社 花乱社 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 208p Cコード 0092
発売予定日 2024-12-01 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784911429013 判型 B5変形
内容紹介
どこまでも物語として回収され得ないモノローグを紡ぐ
営為の果てにもの狂おしく立ち上るのは
見果てぬ〈死〉への欲動か──

■全36篇にSan Gertz Nigel Nina Ricciの絵を配した
 著者の日本語詩集第3弾
目次
にらめっこ
詩歌政策
もやい直しの時刻
鹿
塔と卵
人形遊び
十二月八日
墜落
完全試合
覗き穴の向こう側
最後に見たもの

何も想い出せない
珈琲中毒
国宝
退屈な二人
騎士と坑夫
「ああ」
ロシナンテの描き方
プラスチックだらけ
レジスタンス
亡命
育てる
逆光
たまゆらの踏切
名誉毀損
無人駅の記念帳
赤い靴
甲虫

笑顔の作り方
洗い場の黙示録
ボランティア
衝突
真夜中のヒドラ
些細な神話
著者略歴(髙野 吾朗)
1966年,広島市に生まれる。現在,佐賀市に在住。
英語と日本語の両方で詩作を続けており,これまで英語詩集を4冊,日本語詩集を2冊出版している。
Responsibilities of the Obsessed (BlazeVOX,2013年)
Silent Whistle-Blowers (BlazeVOX,2015年)
Non Sequitur Syndrome (BlazeVOX,2018年)
Sunday Double Suicide (BlazeVOX,2022年)
日曜日の心中(花乱社,2019年)
百年経ったら逢いましょう(花乱社,2021年)
妻を亡くし,現在独身。三児の父でもある。
なお,本書所収のいくつかの作品の初出は,以下のどちらかの媒体においてであった。そのどちらに対しても,この場を借りて深く感謝申し上げたい。
詩と批評『ミて』(詩人・新井高子氏が編集人を務める詩誌)
『原爆文学研究』(髙野も所属する「原爆文学研究会」が毎年刊行…
著者略歴(San Gertz Nigel Nina Ricci)
正体不明のアーティスト。魔術・錬金術・占星術などに造詣が深く,古代や中世の芸術文化からの影響を色濃く感じさせる作品群を常に制作し続けている。ただしその活動内容は,今なおインターネット上でしか垣間見ることができず,日本人なのかそうでないのか,男性なのか女性なのか,いま何歳で,どんな人生をどこでこれまで過ごしてきたのか,現時点では全てが謎のままである。一部では,「もしかすると架空の人物なのでは?」,「実はもうすでに故人なのでは?」,「AI搭載の高性能アンドロイドなのでは?」などといった憶測までもが,まことしやかに飛び交っている。近年の代表作としては,ブリコラージュの技法を駆使した「アーティストよ,今すぐ社会へ出ろ」(2021年),「リヤカーで絵を売り歩く芸術屋」(2022年)や,写真と音楽と映像をミックスさせた挑発的シリーズ「今の美術館に真の美なんてありゃしない」(2022年),「今の学校で真の美なんて学べるわけがない」(2023年)などがある。これまでの髙野の詩集にも,たびたび作品を提供している。
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