『死のやわらかい』の詳細情報

死のやわらかい
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タイトル 死のやわらかい
サブタイトル
著者 [著者区分]鳥さんの瞼 [著・文・その他]
出版社 点滅社 レーベル
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 96p Cコード 0092
発売予定日 2024-05-19 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784991271946 判型 46変形
内容紹介
「死」を誰よりも愛し、向き合い、見つめ続ける歌人の第一歌集。


【収録歌より】

巻き貝のなかを明るくするように母は美大はむりよと言った

会うことのなかった四羽の心臓が一つに刺されて完成している

死ぬことが悲しいだけでなかったこと 落ちて初めて燃ゆ流れ星


【栞(小冊子16p)】

林あまり『若草の香り』
岡本真帆『「むりよ」が連れてきた明るさ』
東直子『命に旗を立てる』


【装丁】名久井直子



「……心をつくして死と向かい合い、命をかみしめ、生きていることを味わう。いつか必ずやってくる死をゆっくり受け入れるための心の器としての歌なのだろう。」

東直子(栞文より)
目次


速度たち

心の理論
貝殻
乱暴さについて
優しさについて
遅れる
行き先はたいてい二つ

電子レンジ
皮膚
提供
容易にエンジェル
食べものは
大丈夫
流れ星
やばピ
もう来ない友人
ケージ
安らぎがあってほしい
てのひら
メランコリア
少し暖かい曇りの日
夜のぬるい
いつか
憶えていないものたち
著者略歴(鳥さんの瞼)
歌人。死と水が好き。特技はセルフレジ。
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