『優しい語り手 ~ノーベル文学賞記念講演 ~ 』の詳細情報

優しい語り手
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 優しい語り手
サブタイトル ノーベル文学賞記念講演
著者 [著者区分]■オルガ・トカルチュク [著・文・その他]
■小椋 彩 [翻訳]
■久山 宏一 [翻訳]
■オルガ・トカルチュク [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 124p Cコード 0098
発売予定日 2021-09-30 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784000253604 判型 B6
内容紹介
嘘や憎しみにあふれた情報の断片を優しさによってつなげ、神話的な力を蘇らせる「第四人称」の語りとは。絶えざる流浪、破局、全体主義を経験しながら、菌糸体のごとき独自の生長をとげた中欧文学の魅力とは。細分化する世界を星座のように再構築する新たな文学の可能性を、『逃亡派』『昼の家、夜の家』のノーベル賞作家が語る。
目次
優しい語り手……………小椋 彩 訳

「中欧」の幻影(ファントム)は文学に映し出される————中欧小説は存在するか……………久山宏一 訳

第四人称の語り手の未来——訳者あとがき……………小椋 彩
著者略歴(オルガ・トカルチュク)
オルガ・トカルチュク(Olga Tokarczuk)
1962年ポーランド生まれ。詩人・小説家・エッセイスト。ワルシャワ大学で心理学を専攻、卒業後セラピストを経て作家となる。2007年の『逃亡派』(白水社、2014年)によりポーランドの権威ある文学賞ニケ賞を受賞し、同作の英訳はマン・ブッカー国際賞を受けた。14年の『ヤクブの書』で再びニケ賞を受賞。19年、前年度のノーベル文学賞を受賞。ほかの邦訳書に『昼の家、夜の家』(白水社、2010年)、『プラヴィエクとそのほかの時代』(松籟社、2019年)、『迷子の魂』(ヨアンナ・コンセホ絵、岩波書店、2020年)。
著者略歴(小椋 彩)
小椋 彩(おぐら・ひかる)
北海道大学文学部卒業。東京大学大学院にて博士号(文学)取得。現在、東洋大学文学部日本文学文化学科助教。専門はポーランドとロシアの文学・文化。オルガ・トカルチュクの邦訳書(『昼の家、夜の家』『逃亡派』『プラヴィエクとそのほかの時代』『迷子の魂』)をすべて手がける。
著者略歴(久山 宏一)
久山宏一(くやま・こういち)
東京外国語大学卒業。アダム・ミツキェーヴィチ大学にて博士号(文学)取得。現在、東京外国語大学など非常勤講師、ポーランド広報文化センター文化担当エクスパート。専門はポーランドとロシアの文学・文化。訳書にスタニスワフ・レム『大失敗』(国書刊行会、2007年)、アダム・ミツキェーヴィチ『ソネット集』(未知谷、2013 年)など。
著者略歴(オルガ・トカルチュク)
オルガ・トカルチュク(Olga Tokarczuk)
1962年ポーランド生まれ。詩人・小説家・エッセイスト。ワルシャワ大学で心理学を専攻、卒業後セラピストを経て作家となる。2007年の『逃亡派』(白水社、2014年)によりポーランドの権威ある文学賞ニケ賞を受賞し、同作の英訳はマン・ブッカー国際賞を受けた。14年の『ヤクブの書』で再びニケ賞を受賞。19年、前年度のノーベル文学賞を受賞。ほかの邦訳書に『昼の家、夜の家』(白水社、2010年)、『プラヴィエクとそのほかの時代』(松籟社、2019年)、『迷子の魂』(ヨアンナ・コンセホ絵、岩波書店、2020年)。
他の書籍を検索する