『〈読む〉という冒険 イギリス児童文学の森へ』の詳細情報

〈読む〉という冒険 イギリス児童文学の森へ
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 〈読む〉という冒険 イギリス児童文学の森へ
サブタイトル
著者 [著者区分]■佐藤 和哉 [著・文・その他]
■佐藤 和哉 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
900円 シリーズ 岩波ジュニア新書
ページ数 254p Cコード 0298
発売予定日 2022-02-21 ジャンル 一般/新書/外国文学、その他
ISBN 9784005009473 判型 新書(B40)
内容紹介
ロビンソン、アリス、プーさんにナルニア……おなじみの名作たちは、本当は何を語っている? 「作者の言いたかったこと」と同じくらい、「作者が言おうとしたわけではないこと」もおしゃべりかもしれない。本のページは冒険の扉、言葉や文は未知の森。あの物語を「いま」のあなたが読む意味とおもしろさ、体験してみませんか。
目次
はじめに

第1章 マザー・グース――「子ども」の発見と「笑い」への招待
〈コラム〉 マザー・グースの翻訳について

第2章 『ロビンソン・クルーソー』――奴隷の海とヤギの島
〈コラム〉 『ロビンソン・クルーソー』の影響を受けた作品

第3章 『クリスマス・キャロル』――クリスマスの音色と社会の不正義
〈コラム〉 何を食べるか、誰と食べるか

第4章 『不思議の国のアリス』――ウサギの時間と帽子屋の時間
〈コラム〉 『アリス』にみるアジア

第5章 『クマのプーさん』――ぬいぐるみのクマと戦場の「穴」
〈コラム〉 クリストファー・ロビンの島

第6章 『ライオンと魔女』――善なる子どもたちとさすらう獣
〈コラム〉 『ライオンと魔女』のユーモア

第7章 『第九軍団のワシ』――壊れた夢の修復と「故郷」の発見
〈コラム〉 「帝国」を支える装置としての言語

ブックガイド
翻訳に使った原書

おわりに
著者略歴(佐藤 和哉)
佐藤和哉(さとう かずや)
福岡市出身。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退、オックスフォード大学近現代史研究科修士課程修了。現在、日本女子大学文学部教授。イギリスの子どもの本と、その日本への影響について、歴史研究と文学研究の両方の視点から考えてきました。
著書(いずれも共著)は、『集いのかたち』(柏書房、2004年)、『絵本が語りかけるもの』(松柏社、2004年)、『読書する女性たち』(彩流社、2006年)、『近代イギリスを読む―文学の語りと歴史の語り』(法政大学出版局、2011年)、『教室の英文学』(研究社、2017年)、Robinson Crusoein Asia(Palgrave Macmillan, 2021年)。
著者略歴(佐藤 和哉)
佐藤和哉(さとう かずや)
福岡市出身。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退、オックスフォード大学近現代史研究科修士課程修了。現在、日本女子大学文学部教授。イギリスの子どもの本と、その日本への影響について、歴史研究と文学研究の両方の視点から考えてきました。
著書(いずれも共著)は、『集いのかたち』(柏書房、2004年)、『絵本が語りかけるもの』(松柏社、2004年)、『読書する女性たち』(彩流社、2006年)、『近代イギリスを読む―文学の語りと歴史の語り』(法政大学出版局、2011年)、『教室の英文学』(研究社、2017年)、Robinson Crusoein Asia(Palgrave Macmillan, 2021年)。
他の書籍を検索する